製作年:2021年
製作国:日本
日本公開:2022年6月17日
監督:小林啓一
出演:神尾楓珠,西野七瀬,平祐奈,馬場ふみか,伊東蒼,宮下咲
大学生の西条(神尾楓珠)は、恋する女性が光って見えてしまう特異体質を持つために恋愛を遠ざけてきたが、「恋というものを知りたい」という東雲(平祐奈)に一目ぼれしたことで、彼女と恋の定義について意見を交わす交換日記を始める。そんな二人の様子に、長らく彼に片思いしている幼なじみの北代(西野七瀬)は心中穏やかでいられない。一方、他人の恋人を欲しがる宿木(馬場ふみか)が、西条を北代の恋人と勘違いして猛アタックを開始。やがて宿木と北代も交換日記に加わり、4人で恋の定義を考え始める。
恋する女性が光を放って見えてしまう男子大学生の初恋を描く、秋★枝によるコミックを実写映画化。4人の大学生がそれぞれの恋愛感情に振り回されながらも、「恋とは何か?」を探究していく。脚本・監督は『殺さない彼と死なない彼女』などの小林啓一。特異体質ゆえに恋愛から距離を置く主人公を『彼女が好きなものは』などの神尾楓珠、彼と恋の定義について語らう女性たちを、『あさひなぐ』などの西野七瀬、『10万分の1』などの平祐奈、『黒い暴動』などの馬場ふみかが演じる。
恋をしている女性が光を放って見えてしまう男子大学生の恋の行方を描いた本作。主人公の西条が3人の女性に翻弄される姿が面白かったです。あんな特殊能力が欲しい!古風な女子、人の彼氏を横取りするのが好きな女子、幼馴染の女子。西条君モテモテじゃねぇか!西条君みたいな大学生活を送りたかったぞ!!(笑)
恋とは何か?哲学的に言うと?科学的に言うと?恋というものがよく分からない人たちが本当の“恋”を探す様子を見ていると、人によって色んな価値観や考え方があるのだと思い知らされます。登場人物それぞれの会話や考え方が面白い。話の流れも良くて笑いもあり胸キュンもあり。まさに恋は光。最後まで楽しめましたが、傷付いてしまった彼女はどう思ったのだろうか…。そりゃあ好きになったら恋だし、自分に正直になるのが正解なのだけどさ。
「恋とは、誰しもが語れるが、誰しもが正しく語れないものである」。たしかに。
岡山の美しい景色に癒されました。「さがす」を観てからファンになった伊東蒼ちゃんが出てた!
この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
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