製作年:2023年
製作国:アメリカ
日本公開:2023年10月20日
監督:ギャレス・エドワーズ
出演:ジョン・デヴィッド・ワシントン,渡辺謙,マデリン・ユナ・ヴォイルズ
AIがロサンゼルスで核爆発を引き起こした、今から50年後の未来。人類とAIの戦いが10年にわたって続く中、高度なAI兵器を生み出した創世者「クリエイター」の暗殺ミッション遂行のため、退役軍人のジョシュア(ジョン・デヴィッド・ワシントン)が敵地へ潜入する。彼がクリエイターの居場所を突き止めると、そこには少女の姿をしたヒューマノイド(マデリン・ユナ・ヴォイルズ)がいた。
人類とAIの戦いが勃発した近未来を舞台に描くSFアクション。危険なミッションに挑んだ退役軍人が、潜入先でヒューマノイドの少女と出会う。監督などを務めるのは『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』などのギャレス・エドワーズ。『TENET テネット』などのジョン・デヴィッド・ワシントン、『怒り』などの渡辺謙、ジェンマ・チャン、アリソン・ジャネイらがキャストに名を連ねる。
第96回アカデミー賞の視覚効果賞&音響賞ノミネート作品。人類とAIの戦争が勃発した近未来を舞台にしたSFアクション。さすが『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のギャレス・エドワーズ監督。美しい風景や、宇宙船、AIロボットの動きなど、映像美が素晴らしい。映像は間違いなく良いのですが、肝心なストーリーに新鮮味が無かったのが残念。AIと人類の戦争話なんて、今更感が否めない。というか『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』感を感じさせる演出がチラホラ。アメリカ側のAI反対派の西側諸国と、AI支持派のニューアジアの対立というスケールの大きい話なのに、主人公のジョシュアの奥さん探しばかりが目立ってしまっていて、スケールが大きいのか小さいのかよく分からなくなってきた。アルフィーの能力の凄さをもっと見たかった。アルフィーが神がかった能力を持っているのかと期待していた程でもなかったし…。
似たような内容の作品ではなく『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の続編を作ってほしい!
この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)