股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ワン・デイ 23年のラブストーリー

2012年12月01日 12時06分44秒 | 映画評論ヤラワ行
製作年:2011年
製作国:アメリカ
2012年6月23日公開
監督:ロネ・シェルフィグ
出演:アン・ハサウェイ,ジム・スタージェス,パトリシア・クラークソン
offcial site

二人の出会いは1988年7月15日、大学の卒業式だった。真面目なエマと自由奔放なデクスターは、その日初めて言葉を交わした。意気投合した二人はお互い惹かれ合いながらも、そのまま恋愛に発展させることはなかった。エマは恋心を隠しつつ、デクスターとの友人関係を続けていく。1989年には、エマはロンドンで暮らし始めていた。1990年、デクスターはパリを謳歌していた。1992年、二人きりで旅行に出かけた。1994年、家族とのトラブルに頭を悩ましたデクスターはエマに電話をするが、その時エマは別の人と会っていた。1996年、久しぶりに会ったものの、思いがすれ違っていく。2000年、友人の結婚式で再会する二人。エマとデクスターは、すれ違いながらそれぞれの人生を歩んでいく。そして転機となる7月15日を二人は迎える。
ロンドンとパリを舞台に、男女の23年にわたる恋と友情を毎年7月15日にスポットを当てながら描くという、斬新なスタイルのロマンチックなラブ・ロマンス。『17歳の肖像』で評価を高めたデンマーク人女性監督ロネ・シェルフィグがメガホンをとった。恋に不器用で真面目なヒロインを演じるアン・ハサウェイ(『プラダを着た悪魔』)と、好対照に明るく奔放な男性を演じるジム・スタージェス(『ラスベガスをぶっつぶせ』)の、10代から40代まで、23年間の気持ちの微妙な変化、機微を体現する繊細な演技に注目を。80年代から現在まで、変化していくファッション、その時々に流行った音楽など、ディテールにもこだわった一作だ。

毎年7月15日だけを、23年にわたって描いたラブストーリー。アン・ハサウェイやっぱり可愛い!(笑)
まず思ったのは毎年7月15日にこんな劇的な事が起きるってことが不自然…。そして、たった1年で人間ってコロコロ変わるもんじゃないってこと。毎年の1日だけを描くっていう手法は新鮮で面白かったと思います。でも、その1日しか知らないので途切れ途切れになってしまってエマもデスクターも心境の変化が分かりづらかったと思います。主人公たちにしてみれば7月15日である必然性がないので、1日だけを追っていく映画にする必要がありません。印象的だったりロマンチックなシーンが少ないので、せっかくの1日を描くのには勿体ない気がします。2人は付き合ったり別れたり、どっちなんだよ!!って感じ。そもそも気になる人なのに23年も待っていられるかって考えたら、無理な気がする。そしてエマは何故にチャラ男ばかりに惹かれていくかも理解できませんでした。僕がアン・ハサウェイと友達だったら即結婚するで!!(笑)

結末は切なかったですね…。ラストシーンは好きだけど、なんだか観終わってからスッキリした気分になれませんでした。

この作品の評価・・・・64点
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする