軌道エレベーター派

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君は『超ムーの世界』をみたか

2016-04-13 20:21:18 | その他の雑記
 次は真面目に宇宙関係の話を。。。と思いつつ、表題となっている『超ムーの世界』。「不思議な現象について、無責任に議論を楽しもう」という番組だそうで、CSで2年前から放送している番組で、ファンの人には今さらでしょうが、うちは観られなかったんです。で、近所の店でレンタルが始まったのを見かけて以来気になって、大人気らしくてずーっと借りられっぱなしだったのが、つい先日返却されているのを発見。やっと観れたよ!

 いやもう、心霊、UFO、エイリアン、未確認生物。。。超常現象やらオカルトやらの話題がてんこ盛りで、色んな意味で空気を読める人たちによる「あまり話すと消されてしまう話」というディープなトークが満載。「マニアックすぎてわかんねーよ」とかいう人も多いでしょうが、こういう話題ってのは、重箱の隅をつつくようなミニマムな話ほど、わかる人には面白かったりするんです。
 このうち宇宙の話題では、昨今話題の火星探査について驚愕の真実を知ってしまった ( ゜д゜)

 「おそらく火星には住める」
 「ロスの空港の近所から30分で火星に行ける」
 「オバマ大統領は火星に2回行ってる」


 などなど。極め付けは「向こうに "レプティリアン" というトカゲのような宇宙人(でたよレプティリアン♪)がいて、匍匐前進してないと食べられてしまう」「7万人行って6万3000人くらいそれで亡くなった」そうです。

 亡くなってるのか、6万3000人も!?
 埼玉県蓮田市の人口を上回る数の地球人が火星で!


 映画『オデッセイ』にケンカを売るこの豪胆ぶり! このほかシンクロ二シティやら日ユ同祖論やらダウジングやらスプーン曲げやら、なんだろうこの懐かしい感じ。。。(*´ω`*) シルクハット型UFOなんて、小学生の時に読んだ『空飛ぶ円盤のひみつ』みたいな本とかの定番ネタしゃねーか。こういう話題が好きな人は、ヒネた少年時代にすべからく修めた話題をほとんどなぞってるだけなのに、なんでこんなに面白いのだろうか?

 色んな意味でわかっててお約束を楽しむこの番組、今の時代に出るべくして出たと感じます。たとえば「鮫島事件」とか2ちゃんねるで「わかっててもみんなノッて書き込んでくれる」スレッドがありますが、このノリに近いものがあってそこが面白い。あるいは、以前発表にお邪魔させていただいたこともある「と学会」や、超常現象の解明をしている「ASIOS」といった方々。この番組は彼らと対極の立場にいるように見えますが、実はそういう人たちこそ楽しめる番組であることは、観ればわかると思います。いや、私は『超ムーの世界』が嘘だなんて言ってないからね? わかりますね皆さん?

 なんというか、時代に対する『ムー』の反撃のようにも思えて、歴史とはかくも多様性にあふれているものなのですね。こういう大ボラを吹く、いや失礼、驚愕の真実を突きつけるパワーを、昨今のTV局や番組制作会社は忘れてるんじゃないですかね。これに比べたらね、地上波の番組なんてどれも報道でもバラエティでもないですよ。
 現在は『超ムーの世界R』を放送中とのこと。これは続きを観ないとねえ。CS入れようかしら。駄文でした。
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