大菩薩嶺@2015初夏

2015-05-21 09:29:03 | 国内旅行と山歩き
 以前に「大菩薩峠までは登ったけれど、その時は塩山から裂石バスの運行がストップしていたのでその区間を歩き、峠までで疲れてしまったので三角点のある山頂までは登れなかった」そんな体験を持つ山仲間の提案で大菩薩山頂の三角点を目標に歩いて来た。

 同行した友人や僕が30~40年前に大菩薩を目指した頃は東京を夜行列車で出発して、 早朝に塩山駅を出発するバスを利用して、登山口となる「裂石」まで入り、そこから登山を開始する。 そんなのが通常のルートだったのだが、 最近は日川渓谷の奥に作られた大菩薩湖と裂石を結ぶ形で整備された車道が出来たために、 大菩薩登山といえば昔の登山口・裂石よりも標高が700mほども高い「上日川峠」が大菩薩登山の起点となってて、 その峠までは勝沼駅の手前「甲斐大和駅」から週末の土日にはバス便の運行もあるのだ。 今回は車で、その峠まで入っての登山となった。

 とにかく「長兵衛荘」のある上日川峠からは2056mの標高のある大菩薩嶺山頂までは標高差460mほどを残すだけとなってしまったのだから、大菩薩は気楽な登山が出来る山と化しているのだ。

 コースタイム


国立駅北口に集合・出発 06:10 途中朝食休憩を入れ、
甲斐大和駅付近通過 08:00、 日川峠 09:00着
福ちゃん荘 09:40 唐松尾根ルートで雷岩を目指す
雷岩 10:50、 大菩薩嶺山頂 11:10
雷岩まで戻り昼食休憩 11:20~12:05
賽の河原 12:40、 大菩薩峠・介山荘 12:50、
福ちゃん荘 13:30、 上日川峠 14:05、
嵯峨塩館に立ち寄り入浴 14:30~15:20。

 帰路は大月ICから中央高速にのるも、集中工事による車線規制の影響で上野原から大渋滞が始まっていたため、上野原ICまでの一区間だけで国道20号に降りて下道を走って帰宅した。 高尾駅前で電車に乗り換えて帰宅する友人とはお別れしました。



 途中の様子を写真と伴に記録しておく。

Top写真は雷岩を越えて峠に向かう登山者のシルエット、この日は夏雲の出た暑い陽射しがありました。


朝の内は富士もクッキリ見えていました。
背後の湖面は大菩薩湖。


 上日川峠に設けられた市営・無料駐車場 


唐松尾根を登る登山者、 聞いたところ
中学時代の同級生の40代のグループで、
今日は同窓会登山との事、      
なかなか脚も揃い、愉快な連中でした。


昼食の食材はトマト、グレープフルーツ、
白菜の漬物、 ゆで卵、燻製肉、スープ、
締めはコーヒー、独りの山行とは大違い。


いわずと知れた笹原の広がる大菩薩の稜線歩き風景です 
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地図の利用 国土地理院

2015-05-19 10:12:44 | タナカ君的日常
 かって昔、 山登りに使う地図と言ったら国土地理院が発行するA2版ほどの大きさの紙に印刷された1/5万の地図を利用するのが主流だった。 山仲間の中には日本全国分のそれを所有している事を自慢にするものも居た。 我が家にも金属製のロッカーの引き出し一段の中が一杯になるほどの地図があったのだ。 しかし3年前に全部廃棄処分しました。 地図の中には歩いたルートを赤い色鉛筆で描き込んだり、 コースタイムの書き込みなどもあって、 それぞれに想い出もあったのですが思い切って捨てました。

 そして今、 地図が必要になった時にどうしているか? WEB上に公開されている地図を必要に応じてプリントアウトして使っています。 明日には「大菩薩嶺に行こうよ!」のお誘いがあって、 それに使うために国土地理院が公開している地図の中から必要部分を取り出して、印刷し終わった所です。

 昔の地図には「上日川峠」なんて車が入れる登山口はありませんでしたが、 最新の地図では大菩薩湖も出来、裂石登山口よりも標高が700mほども高い位置に作られた大きな駐車スペースがあると言う「上日川峠」への車道もちゃんと描かれています。

 図の中に赤い頭のマッチ棒の様な物が幾つも並んでいますが、 僕が登山や旅行に持ち歩いているGPSの内蔵地図は標高線情報や山道の情報は組み込まれていないため、 山の中では液晶画面に何も表示されず、 そんままでは不便なのでルートの目印になる様に”Way Point”なる目印を設置した地点です。 ちなみにWay Point情報は地図アプリ・ソフト「カシミール」を使ってパソコンで編集してGPSへアップロード出来るのです。
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カッコウ飛来@2015

2015-05-18 05:56:12 | タナカ君的日常
 今朝の5時半頃にカッコウが飛来を告げる鳴き声を5回ほど聞かせてくれました。 去年よりも2日遅れただけの律儀さでの再訪でした。

 そしてこの日、朝刊の一面トップでは

 大阪都構想を否決

  橋下氏が政界引退表明


 反対 70万5585、 賛成 69万4844


 と告げています。
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オトシブミ

2015-05-17 20:24:21 | タナカ君的日常
 先週の月曜日の山歩きは川井駅から歩き始めて、岩茸石山に登った事は既に記事にしたが、 その時に昆虫が若葉を丸めて作る「オトシブミ」と呼ばれる物に出会いました。 川井駅を出てすぐの国道411(青梅街道)は大丹波川を短い橋で渡りますが、 その橋を渡ってから大丹波川に沿う道路を右に曲がって直ぐの道路端の木蔭にオトシブミが幾つも落ちていました。

 そして岩茸石山・山頂でも昼食休憩の後、 惣岳山に向かって歩を進めたとたんに、 またオトシブミが何個か地面に落ちてるのが目につきました。 5~6月の頃にオトシブミは作られるそうですが、 5月11日は最盛期だったのでしょうか?
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プラチナ ライブチャート

2015-05-16 09:02:48 | タナカ君的日常
 株価、原油、貴金属、そんな取引市場での値動きを示すチャートを日常的に眺めている僕だけど、 今日の朝に見た、この3日間の値動きを示すプラチナのライブチャートは、あまりにもタイミングを合わせて階段的に変化する様が珍しくて、 記念に貼り付けて置きたい気分になったのです。

 なんだかNYの市場が開くと「ポン!」と買われて、 その値段でヨコヨコの値動きのまま翌日まで持続、 そしてまた、次の日のNY市場での取引開始でステップ状に買われてヨコヨコの値動き、 そんな状態が3日続いているのです。
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巣箱を覗き見

2015-05-15 09:36:38 | タナカ君的日常

********** ショージ君の 手紙 **********

 タナカさんへ

 薪作りをしていると、何日か前からヤマガラが、 いつもの巣箱に入るのを何度も目撃しました。

 今日は、昨日の台風も過ぎ去り、

    巣の中は大丈夫かな、、、。

    卵を温めているかな、、、、

  そんなことを思いながら、長梯子をかけて、巣箱を覗いてみました。 巣箱の中を覗くのはご法度なことですが、

  「申し訳ない、ちょっとでいいからのぞかせてください!」

  「お願いだから、
   また新しい巣箱を作ってあげるから、、、
   一瞬でいいから覗かせてほしい、、、
   すみません!!!」

 そんな気持ちで巣箱の屋根を開けて覗きました。
 なんとヤマガラが卵を温めているではありませんか。

シャッターを2度押した間、 20秒くらいでしょうか、、、。
ヤマガラはびくりとも動きませんでした。

  すごい!! 感動!!
  ちょっと嬉しくなってきました。

 以前に蛇が子育てをしていたので、
「蛇に狙われる前に小鳥を育てておくれ!!」
とつぶやきながら、梯子から降りました。

******************************************

 3月末まで、除雪対象から外れた別荘地では道路を塞ぐ雪のために山荘までは車が入れなかった。 周囲の雪が消えるとすぐに、次のシーズンの冬に備えてショージ君はストーブの薪作りに取り掛かっていたのですね。 冬の間に切り倒して置いた樹などを薪のサイズに切断し、 太いのは薪割りして、軒下に積み重ねる。 そんな疲れる力仕事の合間に、 巣箱の屋根を持ち上げて中の様子を覗きこむ。 その時、ショージ君の顔と瞳は、「きっと子供のそれになっていたに違いない・・・」そう想像しながら、 勝手にメールをブログ記事に使わせて貰っているのです。
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登山靴の重さ

2015-05-14 08:26:30 | タナカ君的日常
  3つ並べた靴、 体重計に載せて計測しました。

   ランニングシューズ 450g  散歩に使用

   軽登山靴     1.5kg  現在の山歩き用

   登山靴(革)    2.1kg  過去の山歩き用


 1kg以下の重さしかなかったランニングシューズは、体重計では数値がゼロとしかを表示されなかったので、調理用の秤で計測しました。

 この所の山歩き、 最初の2回は普段散歩に使っているランニングシューズを履いて歩いたのですが、 玉山に出かける時には軽登山靴を使用するつもりでいます。 そして3回目の山歩きの時は過去の山歩きで使っていた革の登山靴を履いて出かけました。 なにしろ一番重い奴だから、 こいつでトレーニングしておけば、 軽登山靴を履いての登山の時に「脚が軽い!」そう感じてくれのを期待しての事なのです。

 ところでランニングシューズ・右足用のつま先部分に穴が開いてしまってますが、 日の出山・登山の際、 十里木へ下るルートで木の根に引っかかって前につんのめりそうになった時の事、 転びはしなかったけれど、ご覧の様な穴が開いてしまったのでした。
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五月蝿い車内放送

2015-05-12 09:52:31 | タナカ君的日常
 JRの東京近郊区間・中央線などではクハ/モハ232系の車両が使われている。
 青梅線でもまた然り。 そのドア脇に設置されているそのボタン、 中央線や山手線などの主要区間に乗車するだけの人はあまり意識していないかも知れません。 それが五日市線や青梅線に入った途端、繰り返される車内放送に依ってボタンの存在を知る事になるのです。 ちなみに、ボタンが有効になっている場合はTop写真の様にボタンの周囲が緑や赫で光り、存在を主張しだします。

その車内放送、 日本語に引き続きいて英語でも繰り返される。

「電車を降りる際はドア横のボタンを押して下さい」
”Please push button beside door
        to get off the train.”


「ドアを閉める際は後ろの人に注意して・・・」

 乗降客が少なくなる区間でドアの開閉を必要最小限にするための工夫、 それは電車内の冷暖房効率を高めて、運行のためのエネルギー削減にも役立つであろう事は認めるけれど、

   「五月蝿い放送だ!!」

そう感じる乗客の気持ちをどうしてくれるんだ? の気持ちもまた沸き起こる。

 こんなの外国人に向けては、JRが旅のノウハウ本を出版して、その中に書いておいて呉れればすむだろうに。 あの甲高く・必要以上に大きく聞こえる女性の「プリーズ・・・」はウルサイのだよ。
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岩茸石山

2015-05-11 20:01:36 | 国内旅行と山歩き
 高水三山の一つ岩茸石山へ行ってきた


コースタイム

 川井駅 08:25、 丹波国際マス釣り場 09:05
 舗装された林道から山道 09:15、 名坂峠 10:15、
 岩茸石山(昼食) 10:50~11:15、
 惣岳山(巻き道)11:55、 丹縄・沢井分岐 12:45、
 御嶽駅 13:25

 このブログを読んでくれる方の中には「タナカ君、このごろ週に一度くらいのペースで山に行き始めたみたいだね?」そんな事に気が付いたかもしれない。


 そうなのです、 今年の秋に台湾の「玉山・(旧名・新高山)」に登るツアーに参加申し込みしたのです。 富士山に毛が生えた程度の山なのだから、 特に「トレーニングなんかしなくても、なんとかなるだろう・・・」の想いがないでもないが、 途中でへばって、「参加メンバーに迷惑かけちゃいけない」 そんな気持ちもあって週に一度は例え軽い山でも歩いてトレーニングの真似事ををすることにしたのだ。

 本当は囲碁の無い水曜日に出かけるのが都合が良いから、初回の高尾山、二度目の日の出山はそうしたのだが、 あさっての水曜日は台風6号崩れの低気圧接近・通過のタイミングがどうなるか判らない状態なので、 好天間違いなしの今日、歩いて来たのです。

 とにかく爽やかな好天で、 山頂では”葉ずれ合唱団”のバックコーラスを従えたウグイス嬢が全く訛りや小節もきかせない正統派の見事な歌声を聞かせてくれてました。


 そして高水山の右背後には西武球場の銀色に輝くドーム屋根も見えていました。
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男の子のお遊び・山菜栽培

2015-05-10 07:12:40 | 安曇野生活
 自然の山野で山菜を摘む、 それは楽しい事ではあるのだけれど、林道の脇などに、地元住民の立てた”立ち入り禁止”の看板を見て、 地元民に対しての「迷惑行為」をしているのかもしれない・・・ そんな気分が生じるのも否めない。

 「だから」と言うよりも、 安曇野での借家には裏手に60坪ほどの畑もあって、大家さんからは「なんでも育ちますよ、自由に使って下さい」と言われていた。 そんな畑があれば、人によっては家庭菜園としての野菜栽培に取り組むのだろうけれど、 僕は「雑草を除去しなくても、育って呉れるだろう」の怠惰な心を秘めながら、 昨年の山菜の時期に勝手知ったる新潟県で、三種の山菜(ウド・ワラビ・フキ)を採取して来て裏の畑に移植してみたのです。 

 移植したワラビなんか、 根本の太さが10mmΦほどもあるのに、手折る時には”クキッ”と素直に折れて、傷口に触れるとジワッとヌメリ気のある美味しいワラビで、僕の基準で言うところの「特級品」。 そんな特級品の採れる場所に行って、 芽生えたワラビの茎の周囲20cmほどを土の付いたままで掘り出して運んで来たのです。


 そんな移植した三種の山菜の内、山ウドは芽生えて成長して、雑草と明らかに異なる立派な姿に育ってくれました。 一方、ワラビの方は周囲の雑草と区別がつきにくい背丈と色で土の中から出て来ています。 傍らの芝生の手入れや薪作りをした時には樹の枝の移動の際に間違ってなぎ倒すところでした。

 そこで樹の枝を4本使ってピラミッド状に組み立てて、 ワラビとフキの領域を区画しておきました。 右側に丸で囲んだ所のフキの葉は判るでしょうけれど、 左側の丸の中に在るワラビなんか全く見分けが付きませんよね?
 

 しかし拡大すると、 移植した時の太いワラビに較べると、食べる気が起こりそうもない、なんとも貧相な細っこい姿をしてますが、ワラビが何本か出ているのです。 
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