山歩きでの休憩時間

2015-05-29 10:41:35 | タナカ君的日常
 「山歩きの本では40~50分歩いたら休憩を入れる」と書いたものを見かけるが、山歩きでの休憩の取り方は人様々、 僕の場合は30分歩いて5分間ほどの休憩を入れる。 この休憩リズムは30代のころから、40年間ほとんど同じままでやって来た。

 その30分の間隔は大雑把なもので「疲れが出てきたから休もうか?」と思ったり、 携帯するGPSの画面を見て「標高を150m稼いだから休もうか?」、時計を見て「25分歩いたな、あと5分ほどの内に休憩しやすい場所があったら休もう」 そんな風にして休憩に入っている。 疲れが溜まり過ぎない内に休憩して、適度な短時間(5分前後)の休憩で歩行を再開するのが肝。 それで、日本国内の主要な山を登るのに不都合はありませんでした。

 若い頃に所属していた山岳会の例会や会報での報告の中では 「同行したメンバーの中に疲れが酷い人が出て、山頂を諦めて下山とか縦走を中断・・・」そんな話を聞く事もあった。 しかし「折角お金と休みを使って出かけた登山で目的を達しないのは勿体無い」そんな考えの強かった僕が選んだ道は「適度な休憩を入れて、歩ける状態を維持して、とにかく登り切る」ことだった。 だから僕がリーダーになった山行では「山頂を断念して下山、あるいは縦走途中で下山」そんな事が極めて少なかった事が心の中での自慢でもあったりしたものだ。

 さて申込金の5万円も支払いを済ませていたこの秋に催行予定の「台湾の玉山・登山ツアー」、 このところ週に一回のペースで奥多摩のハイキングコースを歩いてトレーニングのまね事を始めていたのだが、 つい先日旅行社からの日程変更の是非についての確認電話電話がありました。

 ちなみに玉山登山ですが、 登山のための宿泊施設の利用には事前の申請と許可が必要。 そして10月のツアー時期は現地の人にも人気で1000人を越える希望者が申し込みを行いつつあるらしい。 日本からの登山者など外国人枠もあるけれど、 それもタイトな状態であるらしく。 入山許可申請も抽選となる可能性があるそうだ。 そんな事で「3連休に設定されていたツアー日程を一日ずらしても良いか?」との問い合わせ電話となったとの事。 もちろん毎日が日曜日の僕達ですから、 日程を1・2日ずらすことに何の問題もありませんからOKしました。


 しかし、 登山行動中の歩行ペースに付いて質問をしてみたところ・・・

 「登山中の休憩は40~50分に一回のペース」との返事があって、
 「あっ、 それは俺には無理かも・・・」の想いが頭の中を駆け巡り、

 「他の参加者の足を引っ張ってはいけませんし」
 「僕は参加キャンセルさせて下さい」

 とあらぬ方向へと動いてしまいました。

 電話を呉れた担当者は

「まだ時間もるので、 何度か試しに山を歩いてみたらいかがですか?」、

「キャンセルするにしてもそれからにしたら・・・」

そんな提案してくれたのですけどね。

 玉山(新高山)ツアーへの参加はキャンセルしたけれど、 このところ1ヶ月ほど続けて来た、週に一度のハイキングは当面続けてみようと思っていますが、どうなりますか?
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