地質学の本

2009-01-06 16:52:17 | タナカ君的日常
 山と渓谷社が発行した”超火山「槍・穂高」”なる本がある。 なかなか面白いなと読み終えた頃に甥の結婚式があった。その場で同じテーブルに地質学者をやっていた妻の叔父さんが同席されました。年賀状くらいしか付き合いの無い叔父さんに迎合して「最近読んだ地質関係の本が面白かった」と話題にしてしまいました。叔父さん曰く「私も現役を引退してから北海道の国立公園の地質をテーマにした本を書きました、送りますから是非、読んで見てください」てな話になりました。 披露宴の2日後に早速宅急便で「北海道の国立公園」土井和己著 2008年5月15日 第1版が送られてきた。同封された紙には「是非・感想をお聞きしたい」また「お知り合いの方にも購入を勧めて...」の文面があった。

 はっきり言って知り合いの人に勧める気分の起こらない内容だった。”利尻島は、第三紀の末に近い時期である500万年ほどまえから地質学的には現代といえる3000-5000年ほど前までの間に噴火を繰り返していたもので...”と書かれても、そんな昔の事をよく言えるよな、フムフム、焼け焦げた樹木の炭素で年代を測定するとそんな事も判るのか?みたいな記述には少し興味が沸いたりはするけれど硬すぎるのだ。

 旅行に出発するまでに礼儀として読み終えて感想文も送らなければ...と読み継ごうと努力してみたけれど、だめだ面白くない。 「面白くなかったです」と感想文を送ろう。 ついでに面白かった”超火山「槍・穂高」”を送呈しようと考えているのだけれど、それはかなり”嫌味”になるかな? 披露宴の席であんな事を話題にしなければ良かったよ!!と反省しきりの一日でした。

 話題を切り替えて”株”、今日も取引開始前から画面を開いて待ち構え、昨日ほどの利益も無く、10時近くまで掛かってしまいましたが、とりあえず新年会の会費程度の利益を手にして終了。 今日は上がる方向で取り組めばもっと大きな利益が出たのだろうけれど、昨日と同じく売りから入った取引1件のみ。 昨年最初の買いで失敗したトラウマが強すぎるのかもしれないな。
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リタイア人生・初日

2009-01-05 16:29:49 | タナカ君的日常
 年末にサラリーマンを辞めても正月休みが終わるまでは、従前と何もかも同じ気分で毎日が過ぎて行きました。

 きょうから本式にリタイア人生の始まりです。
朝6時前に新聞を眺めていると、挟み込みチラシの”JR中央線運休のお知らせ”
”1月11日初電ー7:00頃まで”の文字が飛び込んで来ました。成田空港に行く日じゃないですか?! 急遽ネットで成田までのバス便を調査、PRINCEホテル前出発AM06:50の便がちょうど良さそうなので、それに予約を入れることにしました。駅前のJTBには旅行代金の最終払い込みと航空券引取り書類の受け渡しもあります。夕方までに2つを一緒に片付けましょう。

 そんな真面目な用事の前に、今日から始まる株式市場の様子をドップリと眺めましょうかね。 ネット証券の情報閲覧画面を立ち上げ、取引開始前からの売り・買いの値付けの動きに見入る。それなりの思惑や計算があって注文が出たり引っ込んだり、値段が変化しているんだろうけれど、理由がさっぱりわからない。判らない所にお金を放り込むのだから、ばくちと同じ。

 正月休み前に手持ちの株の大半は処分してしまった、処分した株はすべて処分値より上で取引開始されるらしい。いまいましいが正月休みをのんびり過ごすために決めて実行したことだから仕方ない。 昨年は正月休み明け早々に手を出した銘柄で大きな凹みを抱え込んでそれを一年間引きずってしまった。今年は同じ愚を繰り返さない様にしたいものだ。取引開始数分後に、”とある銘柄が↓に変化するのではないか?”と感じて売りから入る。予想の動きをしてくれた御蔭で一日分のバイト代をサクッとゲット。9:30には取引終了。

 その後は「マッタリと読書...」の態勢をとったのだけれど。建物の電気工事でコンクリート床に穴を開けるとんでもない騒音が襲い掛かってきたので、読書は中止して真面目な用事を片付けることにした。ウオーキングを兼ねて駅前まで早足歩き。JTBで航空券の代金清算、バスの予約も済ませました。

 それから未練がましく、本屋に行って「トラ技・1月号」を購入、まだ電子回路設計の仕事をするつもりかしら?(本人も判らない)


 本格的なリタイア初日、結局、意外と動きまわった一日でした。
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正月休み 最終日

2009-01-04 17:07:36 | タナカ君的日常
 毎日が休みの身分になると「正月休み最終日」は無いのだけれど、長年の習慣からすると今日で休みは終わりです。ニュージーランド旅行の出発が一週間後に迫って来ました。 出発までに処理しなければならない項目を書き出して、一項目づつ 潰していく作業に取り掛かりました。

1. レンタカーの予約。
2. 装備表修正(Holiday Park宿泊時に使用する寝袋の追加等)
3. 日程・宿泊先一覧表の作成。
4. GPSにニュージーランド地図を転送。
5. 自作・市街地図(カシミール用)の最終動作チェック。
6. 熱気球予約。
7. 装備の点検。

今日は5番目までの作業終了。装備表と日程表等は同行する仲間にメールで送りました。 こんな事で午前中は目一杯。 

 昼飯の後はNHK杯の囲碁をコタツでうつらうつらしながら観戦。 一日中コタツに入って体を動かさないでいるのはイケナイと思って、お散歩に出かけました。最初の4kmはチョット早歩きペースで昭和記念公園の砂川口に到着、公園の中はのんびり歩きで立川口へ抜けました。立川駅北口近くの店でコーヒーを飲んで一休み、更に自宅まで歩いて戻ると1万5千歩になりました。
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めでたくない正月

2009-01-03 09:53:24 | タナカ君的日常
 暮れから昨日まで大糸線・鹿島槍スキー場の近くに出かけていました。気象庁の週間天気予報では長野県方面は毎日雪マークが続いていましたが、厳しい風雪とはならず、スキーには「適量の降雪(実際はやや不足)」になってくれてました。

 毎年泊めて貰う友人の山荘は、この時期 信州大学の留学生で賑わいます。今年も韓国、中国、ロシアの人と出会いました。大学で勉強するくらいだから、皆さん日本語もそれなりに話せます。 最近ではスキーで滑る楽しみより、寄り集まってくる、そんな方達とのおしゃべりや、彼等が材料を持ち込みで作ってくれる食事に楽しさを感じています。

 スキーですが、初日に3回も転んで、何故か起き上がるのにとても苦労しました。ストックで引き上げる腕力が衰えてしまったのでしょうか? 最後は、一方の板から靴を外し片足をフリーにして、やっと立ち上がる様でした。 2日めからは転ばなくなったので、なかなか起き上がれない無様さを味わずに済みましたけれどね...

 部屋に戻ってから、僕の使っていた靴を他の人に履いてもらい、スキー板を付けない状態で立ち上がる動作をしてもらいましたところ、つま先立ちで踵を浮かせる体勢を取らないと立ち上がれませんでした。 僕がなかなか立ち上がれなかったのも、靴の構造が悪いから起き上がるのに腕力がとんでもなく必要になるんだろうと結論付けて、自分を慰めておきました。

 スキーの帰り道、実家や親戚の家に立ち寄りました。腰痛・膝痛がひどくなったと言う叔母さん、ボケた奥さんが正月も入院生活の叔父さん家族、そして最悪は12月に職を失った弟。 そんな状況を目の当たりにして、楽しいスキーや新年の正月気分はどこかに吹っ飛んでしまい、暗い気分で自宅に戻って来ました。
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