背面照射光源の改良 実験開始

2024-03-17 11:53:31 | DIY

現行の雪の結晶撮影システムでの不満 それはカメラの視野の四隅が暗くなっていること(Top写真)。

 

 四隅が暗くなってしまっている原因はハッキリしています。 背面照射光源として組み込んでいる砲弾型LED1個の発する光は撮影面に対して直径14 mmΦ ほどの範囲しか照らしていない点にあります。

 単純に考えれば現在のLEDの位置を後方に下げるだけで問題は解消するかも知れません。 あるいは放射角度の大きいLED素子の使用や複数のLEDを組み込んだ光源ユニットを作る事が考えられます。

 

 一番簡単に確認出来る背面照射光源の位置の変更を試してみました。

 

 

 LEDランプの位置を後退させるだけで、四隅の領域が暗い問題はだいぶ改善されますが、 現行のLEDでは50mmずらしてこの程度、 装置の背の高さが増加する事で生ずる振動に依る画質の低下を考えなくてはならないでしょう。

 

背面照射ランプの位置を実験的に50mm下げた様子

 

 次に複数のLEDを組み込んだ市販のLEDランプを用いて背面照射ランプに替えてみました。 撮影システムをプラスチック製の折りたたみ椅子の上に載せての実験です。

 

 

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複数のLEDを組み込んだ光源に依って得られた画像

 

 凹みの周辺に生じたひび割れ部が白色あるいは黄色くなっている。

推測だが、 背景画像の表面からの黄色や白成分の光線がひび割れ部分で反射あるいは屈折して、 カメラに到達する結果、 この様な絵になると考えます。

 

 

 背景画像の位置をずらし、被写体の背景が完全にブルー領域にしたにも関わらず、 ひび割れ部分には右の黄色領域の影響が残っています。 実際の雪の結晶を撮影する場合、 撮影結果にどの様な影響となるか? 実際に本物の雪で確認してみる必要があります。 来年の雪のシーズン迄に楽しめるDIYネタが見つかった事を喜びましょうか。 

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