背景画像 製作手法の変更トライ

2018-06-01 21:43:57 | 雪の結晶撮影
 雪の結晶撮影に使う背景画像、 今までのそれは商品の包装などに使用されるプラスチックにカラー印刷された物をハサミで切り出して使用していた。

 それらに使用されている色は赤・黄・青などが多く色数も限定されているし、パターンとしても単純な物や文字の様なものが多く、 背景画像として最適とは言えない事も多い。 それで 「自分で好みのパターンや色使いで背景画像を製作してみたい」 気持ちが生じるのも自然なことだ。

 ところで僕の撮影手法としての背景画像はその背後に置いた白色光源、 それも点光源からの光を透過する形で使用する事で雪の結晶の微細な構造をくっきりと撮影することが出来るのだ。 つまり画像表面からの反射光で画像を撮影するのでは無いのだ。

 従って画用紙の様な物上に描いた画像や雑誌に印刷されているカラー写真は紙が基材として使用されていて、 それは光の透過性が悪く、 紙を構成する植物繊維などが原因で明るさにムラが発生するから使用不可なのだ。 つまり透明なフィルムの上に画像が描かれていなければならない訳で、 それはまさに20年以上まえなら普通に使用されていたポジフィルムが理想と言えるのだ。

 それでどうするか・・・

 つい最近OHP用プラスチックフィルムに家庭用のカラープリンターで画像を印刷して使用してみたが印刷画像の品質は満足する状態に仕上がらなかった。

 次にOHPフィルムに油性マジックインキや絵の具を用いて絵を描いて、 それが背景画像をして機能するか試してみた。 結果は、 絵筆で均質に絵の具を塗る作業は僕には上手く出来なかった。 その事に関してはある人からはエアーブラシを使用すれば「薄く均質な厚さで絵の具を塗ることが出来る」と教えられた。

 マジックインキは我が家には色が赤と黒の2色しかなかったが、 好みの色で描く事が出来る様に12色のマジックインキを手配していて、 それが入手出来たのでOHPシートに手描きしての確認を行った。

 そして今日は都内の神田まで出かけてビニール袋の上にカラー印刷する専門の会社を訪問して、 注文の仕方、 最小単位を発注した場合のおよその費用などを聞きに行って来た。

 ついで神田の印刷会社の宣伝目的のインスタグラムで知ったカラー印刷されたビニール袋(Top写真)の発注元である国分グループの本社がある日本橋まで歩き、 会社を訪問して「ビニール袋を貰えないか?」 交渉してみたのだが・・・ 目的は果たせず残念。

 しか~し、その直後、 Konica Minolt が買収して子会社化した


 ビジネス・コンビニと呼ばれるKinko'sの店舗が日本橋の傍らから東京駅に向かって歩を進めた僕の目の前に現れたのです。 そこでは透明フィルムへのカラー印刷、 OHPフィルムへのカラーコピーなど、「少量注文でも受け付け、 僕の小遣いで処理可能な金額でサービスが受けられる」 と知りました。


 ウインドウPOP(透明フィルムにカラー印刷した物)の商品サンプルを見せてもらうと共に、 試しにそれをOHPシートへカラーコピー(当然有料)してもらって見ました。

 我が家の手入れの悪い家庭用のインクジェットプリンタプリンターでの印刷に較べたら格段に良好な品質でOHPシートへのカラーコピーが出て来ました。 これは使えそうです。

 さらに他に受けられるサービスの内容や料金等、色々と話を聞いてきました。 なにより、 我が地元・立川駅近く、 廃業したToposの店舗あった付近に kinko'sの店舗が有ると知りました。 こんな身近にあるなら、 これから多いに利用することになりそうです。


 最近になって試したいくつかの手法で描いた背景画像を用いて撮影した画像を並べて置きます


プラスチック製のポスト・イット 2枚の組み合わ。


OHPシートに油性マジックで描画


OHPシートにカラーコピーした画像

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