ホタルを見ながら蚊に喰われる

2016-07-01 10:24:03 | 安曇野生活
 
左側:ホタルが生育する水路 中央:見物客のいる道路 右側:田んぼ

 昨夜は池田町・花見地区のホタル祭り会場から最終シャトルバスが出発する時間帯に到着して、 ホタルの撮影にトライしてみた。 休憩用のテントが張られ、 夜店も出ている会場には祭りの終了時間を知らせる蛍の光のメロディーがスピーカーで流されていた。

 実は安曇野生活を始めた初日の夜にもこの場を訪れて蛍見物はしていたのです。 時間は未だ薄明かりが残る7時半頃。 ホタルが舞う水路脇の道路には多くの見物客が行き来してました。 そして多くの人がスマホを手にして、 淡い光を放つ蛍の方向にカメラを向けて、 撮影行動を起こすのです。

 するとどうなるか? スマホはフォーカス合わせのため、 それなりの強さの光のビームを放出、 ついで、 さらに広範囲を照らす強力なフラッシュを光らせる。 それで何が写るかと言えば、 茂った草むらの風景だけでしょ。 ホタルの光なんか写りっこ無い。 とにかくそんな人々の数が多いのでホタルの光を楽しむにしても、 写真撮影するにしても、興醒めだし、 ハッキリ言って邪魔。 

 しかし、 それを言った所でどうになる訳でも無いから、 一般ピープルの居なくなる時間帯に再訪しようと、 昨夜はシャトルバス便がなくなる9時頃に到着するように出かけたのでした。 もちろん鑑賞路には見物客はまだ居ましたし、 カメラを三脚にのせている人も居ました。 しかし200mほどの鑑賞コース沿いに残っていたのは20人も居ませんでした。 目論見通りにスマホでフラッシュの場面もありませんでした。

 「これは良いぞ!」、 「今夜こそ良い写真を!」 そんな思いで三脚を立てましたが、 蚊の襲撃を受けて30分でその場を立ち去ることとなりました。 「お前ら邪魔なんだよ!」 と思っていた、 大勢の見物客が歩いていればこそ、 蚊の襲撃を受ける度合いが少なくて済んでいたんですね。

 2晩で撮った写真、 これはと想う様なのは撮れていませんが、 ホタル祭りに行った記録として載せて置きます。


広角レンズ試用


ホタルのクリオネ舞
 
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