カフェ・マンガ再訪

2013-04-05 09:18:44 | タナカ君的日常
 午前中は散歩以外に暇を持て余し気味の僕のこと、前日に引き続き立川市役所跡地に開設されたカフェ・マンガを訪れた。 昨日はマンガを見るよりも施設や利用者の様子を見物して、たこ焼きを喰って帰って来ただけ。 

 二度目は何か「面白そうな奴を探して読むぞ!!」の意気込みで自転車に乗って出かけました。 意気込みが先行して10時開場なのに9時半には到着して、テラスに置かれた椅子でポケットに持っていた詰碁の小冊子の問題を解きながら待ちました。

 書棚に並んだ本のタイトルをもっと詳しく眺めていたら・・・ 著者田河水泡氏のご子息からの寄贈との説明文が掲げられた書棚に戦前の人気漫画「のらくろ」が何冊も置かれていました。 パラパラめくりで眺めて「そうだよ、僕達の子供の頃読んだ本って、漢字が沢山使われていても、ルビがふってあったから平気で読めたんだっけ・・・」そう思いました。

 今の学校では「各学年で初出する漢字を決めて子供に負担を掛けないで、漢字を少しづつ覚えさせよう」そんな優しい心遣い(僕は決してそうは思わない)だそうだけど、 漢字の読み能力の発達を阻害しているだけじゃないかな。 でもそう思ったら自分の子供には似非優しさにあふれた教科書だけで無く、普通の本をどんどん与えれば良いだけのことかもしれない。 そんな風に思いつつも一本一本活字を拾って版組していた時代ならルビを振った印刷物を作るのは大変だったろうけれども、 ワープロの普及した今、 ルビ付きフォントがもっと開発普及されて、「教科書も含めてルビ付きの本がもっと多量に出ても良いのに」 そう思ってみたりするのですが、どうでしょうね?

 そんな話はさて置いて、 書棚から持ちだして読みふけった本と言えば、床屋で途中まで読んでいた「カイジ」の続きを2冊ほど。 続いて表紙にローマ時代の彫像を茶化して使った、日本とローマ時代の風呂を行ったり来たりして話が進められる「テルマエ・ロマエ」。 こいつはWikipediaでも紹介されてますが、 その人気はアニメ・劇・映画化へと拡大を続けているらしい。

 かく言う僕はそんな事も露知らず手に取に取ったのですが、気分良い軽さで楽しめました。 続きが何冊も並んでいたから、また後日楽しみにいきます。

 あっ、そうそう 僕は昨日の記事で「図書館」の文字を使って紹介しちゃいましたが、本の貸出はしてないので、「漫画喫茶」そっちをイメージして貰った方が良いですね。
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