家庭内映画館

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「ファイナル・デッドサーキット」・・・(590)

2010-09-04 01:55:00 | Weblog
「ファイナル・デッドサーキット」THE FINAL DESTINATION
監督:デヴィッド・R・エリス
出演:ボビー・カンポ、シャンテル・ヴァンサンテン、ヘイリー・ウェブ、ニック・ザーノ、ミケルティ・ウィリアムソン、他
2009年・アメリカ・84分<レンタル>

<STORY>
猛スピードで爆走するカーレースのサーキット場で、観客を巻き込む壮絶な大クラッシュが発生。スタンド席にいた若者ニックが見た予知夢のおかげで9人の男女が奇跡的に難を逃れるが、死の運命は彼らを見逃してはくれなかった...

「ファイナル・デスティネーション」シリーズ第4弾。
1作目に”ファイナル”って付いてる上に、2作目で「デッドコースター」なんてバカな邦題付けたせいで邦題が完全に迷走してしまって、もうシリーズなんだか亜流なんだかわからないタイトルが付いてしまってます(笑)
予知夢によって事故を免れた人たちが死の運命(死神?)に追われていく話なんですが
端緒となる事故が違うだけで内容は4作とも完全に一緒です。

今作では3Dということで毛色の変わったことをしようとしてますが
まぁとりあえずはその程度のてこ入れでしかないですね。
上にも書きました通り、シリーズ全て内容が同じなので、どういう風にして死んでいくのか?ということだけがこのシリーズの売りですが、もうそろそろ限界かな~って感じですね。
そういう意味では全作特にハズレは無いので安心して観れるとは言えますが
逆にインパクトという意味では1作目以上のものが出てくることも無いですね。

一つ残念なのが最後の事故がなぜかCGでレントゲン的な処理をした映像になってたこと。
私は別にグロ映像を観たいわけでは無いですが、最後の最後にああいう感じにされると非常に違和感があります。どういう意図があったのでしょうか?
ちなみに監督は佳作サスペンス「セルラー」の監督です...脚本の大切さを改めて感じました!