家庭内映画館

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「スーパーマン リターンズ」・・・(205)

2007-02-16 00:32:14 | Weblog
「スーパーマン リターンズ」SUPERMAN RETURNS
監督:ブライアン・シンガー
出演:ブランドン・ラウス、ケヴィン・スペイシー、ケイト・ボスワース、ジェームズ・マースデン、フランク・ランジェラ、サム・ハンティントン、他
2006年・アメリカ・154分<レンタル>

<STORY>
クリプトン星の3悪人との戦いに勝利したクラーク・ケントことスーパーマンだったが、その後彼は謎の失踪を遂げる。スーパーマンが不在となった地球では犯罪が急増、加えてレックス・ルーサーも仮釈放が認められ出所してしまう。5年ぶりに地球に戻ったスーパーマンが、記者クラーク・ケントとして元の職場で働き始めるが、愛する同僚のロイスは婚約中で、4歳の息子もいる。ショックを受ける彼に追い打ちをかけるように、宿敵ルーサーによる人類破壊計画が着々と進行するのであった...

正直言っていまさら感があったし、全然期待してませんでした。これ観るまで1作目のリメイクだと思い込んでたくらいですから...(笑)
ところが予想外によく出来てます!スーパーマンはアメコミの映画化としては先駆け的なところはありますが、今にして思えば内容的には結構ヌルいですし、これだけCGの技術が進んだ現在、「X-MEN」あたりにはかなわないだろうなぁ~と思ってたのですがハッキリ言って「X-MEN」シリーズよりは面白いですよ。

もちろん元々の「スーパーマン」という話自体がヌルめですので(笑)スピーディーで大迫力のアクション...みたいなものを期待すると肩透かしをくらいますが、ちゃんとこの物語を理解した上で観れば楽しめると思います。

私も今作を観るまで知らなかったのですが、ストーリーがクリストファー・リーブ主演シリーズの2作目「スーパーマン2=冒険篇=」の続きになってるので、もし旧シリーズを観てない方は少なくとも1,2作目は観といた方がいいと思います。というか、観ていることを前提に話が進みますのでわかりにくいです。

主演のブランドン・ラウスはクリストファー・リーブに似てるので「スーパーマン=リーブ」っていう私と同世代やそれ以上の方にも違和感無く観られます。
ただ、このブランドン・ラウスの見た目が若いからなのか?ロイス役にも若い女優(ケイト・ボスワース)が起用されているのですが、これが個人的には違和感ありまくりですね~旧シリーズのマーゴット・キッダーは年齢的にもそうですが、見た目ももっと大人の女性って感じだったので...。

私と同じように「今さらスーパーマンかよ!」って思ってる人にこそ観ていただきたいですね...オープニングであのテーマがかかった時は感動で身体が震えました(笑)