家庭内映画館

ホームシアターやAV機器、映画の感想・映画にまつわる話をだらだらと書き綴っていきます。

「レディ・イン・ザ・ウォーター」・・・(201)

2007-02-08 00:28:58 | Weblog
「レディ・イン・ザ・ウォーター」LADY IN THE WATER
監督・脚本・製作・出演:M・ナイト・シャマラン
出演:ポール・ジアマッティ、ブライス・ダラス・ハワード、ボブ・バラバン、ジェフリー・ライト、他
2006年・アメリカ・110分<レンタル>

<STORY>
フィラデルフィア郊外のアパート。住み込みの管理人クリーブランドは、日々雑用や修繕に明け暮れていた。そんなある夜、中庭のプールに女性が潜んでいたのを発見したクリーブランドは、彼女を自室に連れ帰って休ませる。まだあどけなさの残る美しい彼女が一体どこからやってきたのか、何者なのか、“ストーリー”という名前以外は何もわからない。その謎を解く鍵は、意外なところにあった。韓国人の女子大学生が語る東洋の伝説に、彼女が奇妙なほど合致していたのだ。そしてすべては、伝説通りに動き始める...

「シックス・センス」という傑作を撮りながら”一発屋”として消えて行こうとしてる(笑)M・ナイト・シャマラン監督の最新作です。
これまでも自作にはカメオ出演(と呼ぶには結構目立つ役が多いですけど...笑)してきたシャマランですが、今作ではついに主要キャストに名を連ねております。多分あと2~3作くらいで主役やるつもりじゃないでしょうか?(笑)

おそらく、私と同じように「シックス・センス」で衝撃を受けた方は多いと思いますし、その後の彼の作品に違う意味で衝撃を受けた方もまた多いと思います(苦笑)。
個人的には3作目の「サイン」はそんなに悪くなかったし、「アンブレイカブル」も「ヴィレッジ」も(ワンパターンではありますが...)緊迫感を保ちつつラストのドンデン返しまで持っていくというやり方は嫌いではありませんでした(まぁこの2作は映画としては駄作だと思いますが...)。

しかし今作は...思わせぶりな話の持って行き方は今までと同じ感じですが、観終わってビックリ!根本的に今までとは違う作品です...完全に持ち味が消されてて最悪です(笑)
...いや1本の映画として観たら、もしかしたらシャマラン監督作では上位に入るかもしれませんが...それでも私はこんなものをシャマランには求めてないですし、個人的には別に観たい映画ではないですね。こういう内容だとわかってたら観なかったと思います。
ツッコミどころも多いですし、まさにオ○ニー映画ですね(苦笑)ひたすら監督がやりたい放題やっただけって感じです。

ロン・ハワード監督の実娘ブライス・ダラス・ハワードは前作「ヴィレッジ」にも出演してましたが、顔つきや雰囲気がなんとな~く幻想的でこういうおとぎ話的な作品には非常に合っていて良かったです。
今作で褒められるのはそれくらいかな~?(笑)
まぁ上にも書きましたが、シャマランらしさを求めなければ、もしかしたらそれなりの評価を受ける作品かもしれませんが...