家庭内映画館

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「デスノート 前編」・・・(161)

2006-11-06 20:13:24 | Weblog
「デスノート 前編」DEATH NOTE
監督:金子修介
出演:藤原竜也、松山ケンイチ、香椎由宇、戸田恵梨香、他
2006年・日本・126分<テレビ放映>

<STORY>
名門大学に通い、将来の警視総監を嘱望される天才・夜神月(ライト)。彼は偶然手に入れた、名前を書かれた人は死んでしまうノート“デスノート”を使い、法で裁かれない犯罪者を次々と殺していく。その目的は犯罪のない理想社会の実現だ。一方ICPOは犯罪者の大量死を殺人事件と考え捜査を開始。世界中の迷宮入り事件を解決してきた謎の探偵・Lを捜査に送り込んできた。そして月とL、2人の天才による壮絶な戦いが始まるのだった...

大ヒットコミック「デスノート」の実写映画化作品。

まず...後編「デスノート the Last name」の公開にあわせてとはいえ、劇場公開から4ケ月くらいでテレビ放映っていうのは異例のことじゃないですかね?私はてっきり後編公開までにDVD発売だと思っていたので驚きました。
まぁ当然といえば当然ですが、視聴率も良かったようですし、後編も滑り出し好調のようです。

私は原作にかなりハマッたのであまり期待せずに観ました...コミック12巻分のストーリーを4時間くらいでは描ききれないだろうということがありましたので。

後編とあわせて1本の作品だとは思いますが、とりあえず前編のみを観た感想を...
細かいことを言い出すとキリがないですが、特に気になったのは月が「殺人鬼」的な描かれ方をしている点ですね。
原作では、正義を行使していく上で暴走してしまったけど、必ずしも悪ではない曖昧な感じになっています...それが原作のラストに繋がっているわけですが...
劇場版は悪人を殺すためには手段を選ばない「正義の仮面を被った殺人鬼」ですよね...劇場版のラストは原作にはないシーンですが、あれで完全に”悪”として認識されてしまったのではないでしょうか?

あとは瀬戸朝香がミスキャストだとか(笑)こまかいことは色々ありますけど...”デスノート”という設定を使った別作品と見るのが正しい見かたかもしれませんね~
とにかく最終判断は後編を観てからということで...