脱あしたのジョー

MTオリーブフィットネスボクシングクラブのブログ

練習生ではなく会員の人とよぶ理由

2020-11-26 | Weblog
ジムに入る前は体温をチェックします。37度以上はジムでトレーニングできません。入ったらアルコールで手と指先を消毒してください。ジムではガイドラインを参考に行動してください。また水分補給は十分におこなってください。 アルコールは70%から75%のものを使用しています。

英語の参考書を買ったらだいたいCDがついている。しかしこのCDは単なるおまけではない、それは長文読解のスピードを上げるためにはかかせないアイテムである。まず読解力のスピードをあげたかったら本を見ながらCDを聞く、スラッシュを入れる、そして一通り聞いたら今度は本を見ずに聞く、それを繰り返していくことで長文を読むコツをつむことができ長文にもなれてはやく理解して読むことができるのだ。だからCDは受験英語でも重要アイテムだと思っているが、CDを付録ととらえるかアイテムととらえるかここで差が出ると思う。

私が好きな論語の里仁第四、十六章の言葉「君子喩於義。小人喩於利」 現代文に直すと「君子は義に喩り、小人は利に喩る」である。これは要約すれは正しい人は正しい理由で動くが、ダメな人間は自分の私欲でしか動かないと言うことである。

私はジムを運営するにあたっていつもトレーナーやベテラン会員には心から感謝している、ここで教えてくれている人たちはすべてボランティア、しかしそうだからと言って決していいかげんではなく、本当に一生懸命教えてくれるのだが、本当にそういうボランティアがジムの雰囲気をさらに一層よくしていると思う。さらに彼らは教えているからと言ってそこで特別感を出したり、そういうことを特権に偉そうにふるまったりしない、本当にその人のためになるように教えてくれる、私は時々彼らにありがとうと声をかけると「いや自分が本当に楽しんでますから」と言ってくれるが、助け合ってそこに喜びがあるのはアドラーも言う共同体意識から来る真の共同体の姿である。おそらく彼ら彼女らのそういう協力があるのはまず彼ら彼女らが信用のある人たちであり、そしてうちのクラブの共同体の目的や考え方を彼ら彼女らが認めてくれているからだと理解している。ここは健康維持やダイエットの人たちが楽しんでもらうための場所である。そのためには暴力的なことは徹底排除、ジムでは誰がマイノリティかということを考えて、その人たちを大事にする。ジムでは女性を大事にするのは女性はこういうジムなどではマイノリティで、そういう人たちを大事にすることが平和的にジムを運営できることだと考えているからだ。そのことはブログや日記でも繰り返し繰り返し伝えているが、そういった考え方がうちのクラブの考え方であり、哲学である。

そして実際ジムを運営していくには人の力が必要である、そういう人たちの協力を得て実際に動かしていかなくてはならないことは事実である。しかし人を動かすと言っても俺についてこいでは自分よりも能力の高い人は動かせない、バカは自分を大きく見せるために自分の持っているものだけで勝負する、一番バカだと思うのは武勇伝ややんちゃばなしを意味もなくただ自分はお前たちとは違うと自分を大きく見せる人間、しかし専門職の人や企業バリバリ働いている人たちにいかには自分はすごいだろとボクシングや武勇伝などの自慢話をしてもむなしいだけ、私から見たら履歴書にかけないようなことを吠えてもそれはただの負け惜しみ、まともな人間には相手にされない、こういう人間のまわりに人が刺激で集まるとやっかいなことになる。まともな人に動いてもらいたかったら、まず教育を受けて、言葉や作法をおぼえて同じ土俵に上ること、そしてその上で相手のことを心から尊敬し、時には弱さを受け入れること、人に協力してもらいたかったらまずその人たちのことを心から尊敬することである。

そして幸いなことにこのコロナ禍においてジムはオープンできているが、私がある程度安心してオープンできるのは会員の人たちが私の考え方を理解してくださり、ジムを大事に考えて協力してくれるからである。自分の私利私欲ではなく、こういう時こそ何が正しいかと言うことを考えて行動してくれる会員の人たちはまさに私から見たら孔子でいうところの君子である。
ジムではトレーニングに来る人たちのことを練習生などとよんでいるようだが、しかし彼ら彼女らはうちのジムでは協力してくれる人、私はそういう言葉はつかわない、私は彼ら彼女らに尊敬と感謝の意味をこめて会員の人たちとよんでいる。




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