脱あしたのジョー

MTオリーブフィットネスボクシングクラブのブログ

見た目が肝心

2009-09-04 | Weblog
ボクシングでダイエットという売り込みがあった。
しかしこれは英語的には少しおかしい表現である。
なにがおかしいかというと、もともとダイエットというのは食事制限のことである。だから「Im on diet」と言えば、日本人のようにジムに言って、からだを絞ると言うことではなく、どちらかというと食事を制限して健康を管理するという意味で使われる。
これにたいしてジムなどに行ってやせることは「Get in shape」日本語で言えばシェイプアップのことで、これは運動を通して体のラインをつくると言うことで、おそらく、日本語で言うダイエットとは、向こうではこれにあたる。
日本人と言うか東洋人は、体重にこだわりすぎるきらいがあるのではないかと思う。
テレビのダイエットのCMなどでも、ウエストがこんなにおちましたと言っているが、しかし話すことは何キロおちたとか言う体重の話である。
おそらく多くの人は、ダイエットを体重を落とすことだと思っているが、実際は違う、少なくとも欧米人は体重を落とすためにジムに行くのではない、体をしぼるためにきているのである。
本当のダイエットとは、曲線美と言う言葉があるように、体をしぼって美しく見せることである。俗に言う見た目を気にすることである。
そしてボディラインを美しく見せたければ、ある程度筋肉というものが不可欠であり、最初トレーニングをしていて順調にいっていれば、筋肉というのは脂肪よりも重いのだから、思った以上に体重がおちなかったり、驚くことに増えたりすることも若干ありうるのである。
まあだいたいジムに来る人は運動不足で、脂肪分が多いのでやりはじめは脂肪分がおちて体重がへるのだが、しかし体重にこだわるのではなく、体のライン、見た目をもっと重視してもいいのではないだろうか。
オリーヴでは練習の体重表に加えて、ウエストや、腕周りなどをはかるメジャーがある。すなわち体重の変化だけではなく、体のラインの変化も加えてはかり体重だけではなく、ジムに来てひきしまった成果を見てもらうためである。
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