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脱あしたのジョー

MTオリーブフィットネスボクシングクラブのブログ

マスメディアの暴走 ケセッキとは書いていないのに?

2014-05-30 | Weblog
靖国神社にハングルで落書きがされてあった。
日本のメディアは犬畜生と落書きされていたと書いていて、それに対して日本人がかなり怒りをおぼえている。日本人にとって魂の源である靖国をけがされたとなれば怒りをあらわにすることは当然のこと、しかし私から見てばその怒りは多少はやとちりだ。
なぜそういうかと言うとそれには根拠がある。
書いてあったハングルを見たけどあれはハングルであってハングルではない。
特に一行目に書かれてあった文字は子音を並べているだけで母音がない。
ハングルは子音と母音あるいはパッチムとなる子音からなりたつので母音のないハングルは言葉として成立しない、そういう意味もない文字を警備員にみつかるリスクを冒して書くだろうか、さらに言えば2行目の文字はケセッキとは犬畜生という意味だが、しかしこの落書きは韓国語のケセまで書いてあるだけでこれだといくら読んでも犬、鳥となるだけで犬畜生とはならない。肝心のセッキがぬけているのだ。もし悪口を書きたければこういう場合は1行目はシバルで2行目はセッキだ、私ならはやくすませるために18セッキと書くがこういうことをよく読解しないでケセと書いてあるだけで犬畜生と韓国人が書いたとするのは短絡的だと思う。
誰がやったかというとそれはわからないが、しかし冷静に考えてこれらの判断から書いた人間が韓国人とは決めつけられないだろう。
もし日本人がわるふざけでこういう言葉にもならない幼稚な文字をつかっていたずら書きをしたならば残念だ、そしそうだとしたら逆にハングルと韓国人を愚弄したとなるだろう。
確かにここ最近の政府のやり方はえげつないものがある。それに対して日本人が怒りをおぼえるのは当たり前のこと、特に大統領が独島に上陸して天皇を冒涜したことは逆に謝罪しなくてはならない問題でもあるが、しかし韓国の感情や対応は政府レベルと民間レベルではかなり差がある。
私がよく引き合いに出すのが日本人が親の転勤で韓国の学校に転校した時のことだが、日本人の子供がその転校先でいじめられたという話は聞いたことがない。日本人学校と言うのもあるのだろうが、しかし実際に公立の学校に入ったからと言って、まわりから村八分にされたりするこという話は聞かない、むしろ家族同士で仲良くやっているという話を聞くが、韓国人は以外にも日本人にたいして私たちが思っている以上にやさしい。
昔中学の時韓国から転校生が来た、親の話によると彼らは向こうのエリートだそうで、大使館だったか仕事の関係でこっちに来たそうだが、その時のそのお母さんがかなりまわりに気をつかっていて、仮にもエリートの人間が子供がいじめられないようにまわりにあわせて気をつかう姿は見ていて痛々しかったが、しかしそれでも兄貴のほうはいじめられていた。
その話を聞くたびにお前らがケセッキだと思ったものだが、それに比べたら今のソウルはまだましだ、少なくとも日本人がそこでいじめられたり疎外されたという話は聞かない。私の知り合いの女性も今度韓国に行く人がいると言うと是非案内させてくれと言ってきたが、民衆レベルでは我々が思っている以上に日本人を理解している人たちがいる、ただ戦争責任や独島などの問題は教育というものが関係しているので何とも言えないが、しかし少なくともそれは昔のこととして付き合える人間も少なくはない。

私が何を言いたいかというと韓国人の釈明ではない。
国家レベルでのつきあいと民衆レベルのつきあいかたではまったく違うと言うことだ。
まだまだはっきり言って韓国人の民度は日本人にくらべてひくい、はっきり言って日本人に見習うことも多いが、しかし日本人も彼ら彼女らに習うこともある、英語などの学習の仕方がそうだと思うが、これからは仲良くしましょうということではなく、お互いのアドバンテージを考えて付き合う必要があると思うのだが、私は民衆レベルでの付き合いには多くのアドバンテージがあると思っている。



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