脱あしたのジョー

MTオリーブフィットネスボクシングクラブのブログ

あるボクサーの言葉

2014-02-28 | Weblog
あるボクサーが人間と動物の決定的な違いは心を持つか持たないかだと言っていた、ボクサーというのはこういうことを言う時はよくデタラメを言う、私はボクサーがこういうもっともらしいことを言う時はいつも疑って聞いているのだが、心という言葉は哲学的な言葉だ、だからまず心を語る前に心の定義からはじめなくてはいけない。
実は動物に心があるかと言う問題に対して、京大の霊長類研究所をはじめ結構多くの学者が、あると信じている、特に心理学の行動主義理論はダーウインの進化論の影響をうけていて、人間と動物は連続的にとらえられているので、動物にも心があると言うのが、今だ研究がなされているが学問的な見解である。

はっきり言って何でも言えばいいというものではない、無知な奴はそれがかっこよく聞こえたり、もっともらしくいい言葉だと思うと何も考えずに使うが、しかし学問的なものさしを通して物事を理解しようとしなければ、それはでたらめだったりする。
前にシャドウボクシングで山場をつくれと言っていた奴がいたが、シャドウボクシングで山場をつくるなんてはじめて聞いた、なんとなく言っていることは理解できるが、使い方としては間違っている、山場というのはクライマックス、ここ一番の見せ場である、それをオーケストラの集団でもあるまいし、シャドウボクシングでどうしろというのかわからないが、こういう間違った表現をトレーナーレベルでしているのだからおそろしい話だ。
こういう間違いは微妙な間違いではあるが、しかしこの微妙な間違いが、そいつの無知さを裏付けるわけで、こういうバカ丸出しの間違いをするのはよろしくない、それは小学生でもわかることである。
最近の小学生はレベルが高い、全国模試の問題を見ていると、こいつらこんな難しい問題をやっているのかと思うぐらい問題が難しいいのだが、こういう子供にそういう微妙なバカ丸出しの表現をすると間違いなくバカにされる、年功序列の考えも希薄になり、子供の学問のレベルがあがった今、大人もそれなりに敬意をはらってもらうためには努力が必要である。
日本語をまともに理解できない人間はそうたやすく何かを言うべきではない、特にトレーナーという立場の人間はきちんと日本語を理解し、伝える必要があると思うのだが、さっき言ったボクサーの話ではないが、でたらめなことを言う奴は意外にもいる、私などはそういうバカ丸出しのことを言う奴に「shut your fucking mouth」と言ってやりたいのだが、バカが個性になるのはスポーツのいびつな世界だけだ。
知識もない語彙も少ない奴がべらべらとしゃべることほどみっともないことはない、おそろしいのはこういう微妙な間違いを堂々とするバカが、発言力を持つことで、程度のひくい集団はそういうバカがもっと程度のひくい奴を集めてかたまるのだが、スポーツでもそうであるが、時々そういう集団を見かけることは確かである。

こういうわけだからこういう奴らの常識は少しねじ曲がっている、人とまともに会話もできないレベルの人間が個性だの自由だのということを、都合よくとらえてわけのわからないことを言ってくるのだが、私がよくわからないのは小学生ぐらいで金髪にさせたり、髪を染めさせる親である、こういことをさせる奴は何を考えているのかわからないが、教室でもそういう奴がいたら教師から見て不快ではないのか?こういう親は何かと言うと個性個性というが、しかし髪を金髪にすることのどこが個性か、むしろ自分の生まれ持った髪の色を否定しているのだから、個性とはいえないのではないか、はっきり言ってこういう問題はバランスの問題だ、教室の中でひとりだけそういう目立つ存在がいればなんとなく落ち着かない、勉強に差し支えると思っているのだが、そういうことは動物学的や行動学、そして心理学的な見解を通して言えるのではないかと思っている。

ここでは男に限ってだが、派手に髪を染めている人間の入会を制限している。
理由は仮面舞踏会でもあるまいし、そういう人間ばかりかたまると周りがやりにくくになる、もちろん髪の色でその人間を否定するわけではないが、真面目な社会人が多い、我々の群れのバランスがくずれてはいけないからだ。
ここでは若い人が勝手に友達を連れてきたら、かなりきつく注意している。いつも言う時はここはたまり場じゃないとかなりきつく戒めるのだが、そのメンツによっては来た人間全員に帰ってもらうこともあるが、髪を染めたこわそうな若い人が大勢来ると、周りに威圧感を与えるからだ。前に一度がらのわるそうな奴らがこっちをジロジロと窓越しに見ていた時、たまたま女の人がいて、サンドバッグをうつところをジロジロ見られるのでかなり躊躇していたので、仕方なくそいつらにところに近づいて言って、何かあるのかと言ったら、見学したらだめなのかと言う、アホかと思ったので見学は受け入れていない、ここは自分の敷地だというようなことを言ったと思うのだが、こういう奴らを入れてしまったら全体のバランスが崩れる、安心してトレーニングに励めない。
ここではそういうことに気を使っているのは、社会人や女性子供が多いからで、そういう人たちに安心してトレーニングに励んでもらいたい。








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