脱あしたのジョー

MTオリーブフィットネスボクシングクラブのブログ

Pouvez-vous parler l'anglais? 英語を話せますか

2018-12-17 | Weblog

ハワイでの出来事。興味を持った韓国人が習いたての英語で声をかけてくる。ハングンマルロ ケンチャナヨ(韓国語で大丈夫だよ)エッイルボンニエヨ?(えっ日本人ですよね)ネ!クロナ アニエヨ(ハイ しかし 違うよ)?????

韓国語をおぼえても日本語と合わせて話ができるのはせいぜい2億人ぐらいだが、しかし英語を理解できたら18億の人たちと会話できるというCMがあったが、英語が話せると世界の4分の1の人と会話できる。コミュニケーションを必要とするスポーツにおいては英語や語学は不可欠である。特に語学が苦手とかできない人間はリーダーとしてはふさわしくないと言えるだろう。私がよく日本の監督は内弁慶だ、国内で子飼いたちの前では虎になるが外国に行くと猫になると言っているが、本当にそうかもしれない。日本では親でも言えないことや暴言や体罰を繰り返すのに、なぜか海外ではおとなしいから不思議だ。私が語学、特に共通語をおぼえろというのは、もし国際舞台という場を考えているならば、そこでの話し合いや抗議は通訳が入った地点で不利になる自分の言いたいことが言えない伝えられないからだ。日本人と欧米人の話し合いのとらえかたは少し違うと思う。日本人は和を好むので話し合いはお互いの歩み寄りみたいな感じだが、英語圏はディスカッションという言葉があるように自分の意見を有利に進めて言ってそれを通すことが目的である。だからこういう時外国人特に欧米人は自己主張が強いので話をずっと聞いていてはいけない。日本人は人の話を最後まで聞けと言われているが、しかし相手の言葉や考え方を理解するのと聞くと言うこととはまた別の次元だ。公平な話し合いならば話は最後まで聞くほうが賢明だが、しかし勝負の場での話し合いや抗議なんて言うのは自分を有利にさせるための戦略でもある。だからいちいち話を最後まで聞いていたら自分たいの言いたいことなんて言えない。そういう時はある程度まで聞いて相手の意見がわかったら、相手の意見にかぶせて言って自分の言いたいことを言う。欧米人の声がでかく、ゼスチャーがおおげさなのはまさにそういうことだと理解しているが、こういう言葉のかけひきはその言葉を理解しないとできない、だから共通語である英語を話すというのは不可欠であると思う。

なのに競技者で英語を話すとかいうのは最近ましにはなってきたものの少数だ。よく言うラスト30とか聞いたら、30秒以内に誰かが死ぬのかと思うし、サンドバッグの30秒ダッシュってサンドバッグ(土のう袋)をもって走るのだろうか、さらにフックなんてつづらせたらf〇ckとつづるが正確にはhookホック、このほかにもいろいろとあるが、言葉ひとつにしても語学のセンスがないので聞いててはずかしくなってくるが、これからは東京オリンピックに向けて監督やコーチに英会話の講習を受けさせることを義務づけたらどうだろうか。英語を話せないことはディスアドバンテージだ。話せない人間は国際試合に翻訳機でもぶらさげていくのだろうか。そして自分の言いたいことは翻訳機にうちこんで相手に聞かせるのか。近い未来東京オリンピックが開催されるが、もし英語が共通語とするならば、このままいけば一部の外国人や日本人の競技者や監督などのために日本人の通訳がつかわれることになるだろう。

あまりこういうことを言いたくないが、もし日本人が韓国語を話せたら、韓流ファンが確実にへると思っている。

 


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