脱あしたのジョー

MTオリーブフィットネスボクシングクラブのブログ

よく見て考えろ  

2013-10-07 | Weblog
もうすぐ英検オリーヴでも何人かの人が受けるそうであるが、英検と言うのは単語力が勝負、おそらく2級ぐらいなら単語をしっかり覚えていたら、多少文法があいまいでもとれるのではないかと思っている。
最近Toeicや英検を受ける人が増えてきたが、それにともなって英語を話す人も増えてきた、聞いたらここでもToeic700点とか英検順1級とかもっている人がいるが、日本人は英語が話せないというのはもう何年も前の話で、それでもボクシングのアスリートは片言さえ話せない奴が多く、ボクシング界と巷ではかなりの温度差があると思っている。

私が最近心配しているのはボクシングが、アムネスティなどでも問題になっている国が盛んになりつつあることだ。
中国などを中心として、アフリカ諸国、モロッコなどアムネスティのホームページを見たらわかるが、人権侵害や迫害、ホロコーストがあるような国が目立ち、スポーツは平等だと言うが、しかし人権がしっかりと守られていない国が台頭し、あのロンドンオリンピックの疑惑の判定や今までの疑惑を考えると、アマチュアボクシング自体に何か利益がからんだ何かがあるのではないかと言う疑いがある。

現に以前はボクシングの安全性が問われていたが、しかし今はその真逆、ヘッドギアの着用を義務付けず、ボクシング用語もTKOなどと名前をかえて、なるべくエキサイティングに、そのせいか、ルールもこれからプロボクシングに近づいてくると思うのだが、RSCをTKOにかえたのは非常に大きい。
KOと言うのは相手を倒すことだ、TKOと言うのもその延長線上にあるもので事実上のKOだ。
RSCがなくなれば理論上ポイントと言うのは意味がなくなる、RSCと言うのは、競技者との間に技術差があったり、強いパンチを受けた時に、これ以上パンチを受けたら危険だからということで、レフリーが判断して試合を中止することである。
しかしそれに対してKOと言うのは相手のダメージが問題である、RSCの場合はRSCOと言うコンピューター方式で15ポイント差がつけばRSCになるのだが、相手のダメージにかかわらず試合をとめる、たぶんここが試合続行不可能とダメージを重視するTKOとの違いである。
まあRSCとは何かと言うことに関しては英語で調べても、さほど明確な回答を得られなかったが、しかしRSCO方式を採用しているということを考えれば、パンチをダメージとしてとらえるのかポイントとしてとらえるのはかなり大きな違いがある。
たぶんボクシングと言うのはなぐりあいが醍醐味であるから、ヘッドギアの着用を義務付けず、激しい殴り合いをすれば多少の人気回復にはつながるだろうが、しかし安全性が確保されない、先進国の競技のとらえ方とは逆行しているのではないだろうか。

英語を話すということは日本国内のことだけではなく、海外の事情も辞ることができるので、おのずと海外のことや他の国のことに興味がわいてくる。
実際英語でいろいろな資料やニュースなどを見るといろんなことが見えてくる、特にボクシングは日本だけだと情報が限られてくるので、読めるのと読めないのとでは大きな差がある。

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