ゴールデンウイーク中うちの子供が塾か学校の宿題かはわからないが、社会のプリントを解いていた。
見てみると日本列島の周辺にある、日本の一番北にある島とか我々がわからないような島などを漢字で記入していたのだが、しかし彼はその近くにある隣の国を記入した時、なんと彼は「韓国」と書いていたのだ。
私は彼に「韓国」はテストではどうかわからないが、正式名は違う。
韓国は正式には大韓民国で韓国と言うのはその略だから、テストなどで書く時には「大韓民国」と書いた方がいい、そうでないと失礼にあたるだろと言ったのだが「じゃあ「竹島」は「独島」と書くのか」と聞くので「いやそれは違う。独島ではなく竹島だ」と言ったが、小学校の地理的な問題でもこういう問題にぶつかるのだから、日韓の歴史や領土問題を教えることは非常に難しいことである。
韓国の正式名は「大韓民国」だと言うことは知られている。
ワールドカップが日韓の共催で行われた時、彼ら彼女らがを応援するときに「テーハンミングク」とでかい声で叫んでいたのは記憶に新しいが、このテーハンミングクこそが韓国の正式名大韓民国である。
大韓民国は朝鮮半島にあるが、独立したひとつの国である。
よく彼ら彼女らのことをひとくくりにして朝鮮人と言う言葉を使う人がいるが、しかしこの言葉は特に韓国人にたいして使われる言葉としては正確ではない。朝鮮民族というのなら正しいが、しかし何人かと言えば彼ら彼女らは韓国と言う国に住んでいるので、朝鮮人ではない韓国人だ。韓国語と朝鮮語も厳密に言えば違うし、彼ら彼女らはそういうアイデンティティを持っていると思う。
韓国語でも自分たちのことを何人だと言う時は、ハングクイン(韓国人)と言う言葉を使っているので、隣の国の彼ら彼女らを尊重する意味でも、これぐらいの常識は知っておいた方がいいだろう。
前回inside koreaで韓国もかわってきたと言うことを書いたが、私自身の目から見て特に若い人たちの考え方が変わってきたことは確かなことで、おそらく今なら昔言えなかったことも、時と場所を選べば言える、議論できる土壌が育ちつつあるように思える。
今韓流ブームで日本人で韓国の人と付き合いたいとか、結婚したいという人が増えてきているらしいが、実際に私自身も誰か紹介してくれと言われたことがあるのだが、この前テレビを見ていたら20代後半ぐらいの女性が韓国人と結婚して韓国人になりたいと言っていたのには驚かされたが、日本人で韓国人になりたがっている人は結構いるらしいが、韓流ブーム恐るべしである。
まあこういうことは、今から20年ぐらい前だとこういうことは決してなかったのだと思うが、しかしこれと同じようなことが韓国の若い人たちの間で日本ほどではないが見られる。
現に私の知り合いも、日本に住みたいとか、日本人と結婚したいとか言っている人たちがいるのだが、これはテレビやニュースなどで流される反日とはまったく逆の部分である。
反日教育では日本人はわるい民族だと教えられている一方で、大好きだと言う部分も隠し切れない、つまり教育とは別に規制がなくなりつつあり、言論や報道の自由が認められているので、自分なりに日本と言う国を理解できるようになったと言うことで、実際に日本に来てから少し考えが変わったと言う人も少なくはない。
確かにむこうの芸能人のすべてと言っていいほど、日本に対して反日感情をあおるような歌を歌ったり、行為を繰り広げているように、日本人が好きだなんていうことは我々の時代にはあり得ないことだ。
20年前にカリフォルニアの大学で教鞭をとっておられる申と言う先生がいたのだが、この先生とお会いした時に「君のような立場の人間は日本にいたらろくなことがないから大学を卒業したら、自分のところに来なさい」とまじめに言われたことがあるが、彼ら彼女らは日本人に対してかなり偏りのある教育を受けてきたことは確かで、こういう偏見が長い間韓国の教育界を支配してきたのだと思う。
しかしその一方では、そういう行動を冷ややかに見ていることも事実である。
最近ではソウル大学の教授が従軍慰安婦のことで、かなり日本寄りの発言をしたことが物議を醸し出したが、実際に違う意見もこういう教育会の中にしばしば見られることも確かである。
中国と韓国は反日の強い国であるが、しかし一つだけ決定的な違いがある。それは韓国はようやく言論の自由が認められるようになったことで、自由に自分で選択して考えることができることだが、このことはお互いの国のことを理解しあう上では非常に大きいことである。
今日本と韓国が歩み寄っていく上で大事なことは、お互い仲良くしましょうと言うようなことではない。
そういうレヴェルでの歩み寄りは、むしろ商業に利用されるだけで、そろそろ日本人も自分たちの持っている歴史観に基づいて、自分たちの考えを主張することではないだろうかと思うのだが、これからの世代は、そういう議論ややりとりができるのではないかと信じている。
これからの時代は英語をおぼえて主張していくことが大事であるが、しかしまずこの隣の国の一番近い人たちに対して主張できなければだめだと思っている。
私は隣の国の人に何も言えないということが日本人を主張することから遠ざけているトラウマのようなものだと理解しているが、おそらく日本人が国際社会に対して主張できる。意見を持つと言うのは、ここから始まるのだろう。
半分血が混ざった私にとって、それを独島と呼ぶのか竹島とよぶのかは非常に大きな問題である。
もし彼ら彼女らと話す機会があって、その固有名詞を言わなければならないとしたら、何と言うか?
独島か竹島か?liancourt rocksと言う呼び方もできるのだが、しかし私はあえて竹島と呼んでいる。
見てみると日本列島の周辺にある、日本の一番北にある島とか我々がわからないような島などを漢字で記入していたのだが、しかし彼はその近くにある隣の国を記入した時、なんと彼は「韓国」と書いていたのだ。
私は彼に「韓国」はテストではどうかわからないが、正式名は違う。
韓国は正式には大韓民国で韓国と言うのはその略だから、テストなどで書く時には「大韓民国」と書いた方がいい、そうでないと失礼にあたるだろと言ったのだが「じゃあ「竹島」は「独島」と書くのか」と聞くので「いやそれは違う。独島ではなく竹島だ」と言ったが、小学校の地理的な問題でもこういう問題にぶつかるのだから、日韓の歴史や領土問題を教えることは非常に難しいことである。
韓国の正式名は「大韓民国」だと言うことは知られている。
ワールドカップが日韓の共催で行われた時、彼ら彼女らがを応援するときに「テーハンミングク」とでかい声で叫んでいたのは記憶に新しいが、このテーハンミングクこそが韓国の正式名大韓民国である。
大韓民国は朝鮮半島にあるが、独立したひとつの国である。
よく彼ら彼女らのことをひとくくりにして朝鮮人と言う言葉を使う人がいるが、しかしこの言葉は特に韓国人にたいして使われる言葉としては正確ではない。朝鮮民族というのなら正しいが、しかし何人かと言えば彼ら彼女らは韓国と言う国に住んでいるので、朝鮮人ではない韓国人だ。韓国語と朝鮮語も厳密に言えば違うし、彼ら彼女らはそういうアイデンティティを持っていると思う。
韓国語でも自分たちのことを何人だと言う時は、ハングクイン(韓国人)と言う言葉を使っているので、隣の国の彼ら彼女らを尊重する意味でも、これぐらいの常識は知っておいた方がいいだろう。
前回inside koreaで韓国もかわってきたと言うことを書いたが、私自身の目から見て特に若い人たちの考え方が変わってきたことは確かなことで、おそらく今なら昔言えなかったことも、時と場所を選べば言える、議論できる土壌が育ちつつあるように思える。
今韓流ブームで日本人で韓国の人と付き合いたいとか、結婚したいという人が増えてきているらしいが、実際に私自身も誰か紹介してくれと言われたことがあるのだが、この前テレビを見ていたら20代後半ぐらいの女性が韓国人と結婚して韓国人になりたいと言っていたのには驚かされたが、日本人で韓国人になりたがっている人は結構いるらしいが、韓流ブーム恐るべしである。
まあこういうことは、今から20年ぐらい前だとこういうことは決してなかったのだと思うが、しかしこれと同じようなことが韓国の若い人たちの間で日本ほどではないが見られる。
現に私の知り合いも、日本に住みたいとか、日本人と結婚したいとか言っている人たちがいるのだが、これはテレビやニュースなどで流される反日とはまったく逆の部分である。
反日教育では日本人はわるい民族だと教えられている一方で、大好きだと言う部分も隠し切れない、つまり教育とは別に規制がなくなりつつあり、言論や報道の自由が認められているので、自分なりに日本と言う国を理解できるようになったと言うことで、実際に日本に来てから少し考えが変わったと言う人も少なくはない。
確かにむこうの芸能人のすべてと言っていいほど、日本に対して反日感情をあおるような歌を歌ったり、行為を繰り広げているように、日本人が好きだなんていうことは我々の時代にはあり得ないことだ。
20年前にカリフォルニアの大学で教鞭をとっておられる申と言う先生がいたのだが、この先生とお会いした時に「君のような立場の人間は日本にいたらろくなことがないから大学を卒業したら、自分のところに来なさい」とまじめに言われたことがあるが、彼ら彼女らは日本人に対してかなり偏りのある教育を受けてきたことは確かで、こういう偏見が長い間韓国の教育界を支配してきたのだと思う。
しかしその一方では、そういう行動を冷ややかに見ていることも事実である。
最近ではソウル大学の教授が従軍慰安婦のことで、かなり日本寄りの発言をしたことが物議を醸し出したが、実際に違う意見もこういう教育会の中にしばしば見られることも確かである。
中国と韓国は反日の強い国であるが、しかし一つだけ決定的な違いがある。それは韓国はようやく言論の自由が認められるようになったことで、自由に自分で選択して考えることができることだが、このことはお互いの国のことを理解しあう上では非常に大きいことである。
今日本と韓国が歩み寄っていく上で大事なことは、お互い仲良くしましょうと言うようなことではない。
そういうレヴェルでの歩み寄りは、むしろ商業に利用されるだけで、そろそろ日本人も自分たちの持っている歴史観に基づいて、自分たちの考えを主張することではないだろうかと思うのだが、これからの世代は、そういう議論ややりとりができるのではないかと信じている。
これからの時代は英語をおぼえて主張していくことが大事であるが、しかしまずこの隣の国の一番近い人たちに対して主張できなければだめだと思っている。
私は隣の国の人に何も言えないということが日本人を主張することから遠ざけているトラウマのようなものだと理解しているが、おそらく日本人が国際社会に対して主張できる。意見を持つと言うのは、ここから始まるのだろう。
半分血が混ざった私にとって、それを独島と呼ぶのか竹島とよぶのかは非常に大きな問題である。
もし彼ら彼女らと話す機会があって、その固有名詞を言わなければならないとしたら、何と言うか?
独島か竹島か?liancourt rocksと言う呼び方もできるのだが、しかし私はあえて竹島と呼んでいる。