脱あしたのジョー

MTオリーブフィットネスボクシングクラブのブログ

ハワイでの試合

2008-02-21 | Weblog
HIでの初戦は元バンタム級の州のチャンピオンであった。
バンタム級の」減量はしんどいのでフェザー級にあげての出場であった。
試合の全体の内容はあまりはっきり覚えていないが、しかし自分が1R目にダウンをとられカウントをとられたことは覚えている。
結局判定まで試合はもつれこみ、ダウンはとられたもののポイント差では有効であった自分が判定を治めたが、正直言って負けたと思った。
ダウンをとられると言うことは、試合をはこんでいくうえでたいへんいたいマイナスポイントである。
当時アマチュアボクシングは、ダウンも1ポイントであるというようなことを言っていたが、それでも今のようにルールが徹底したわけでもなく、ダウンを大きなマイナスポイントと見る傾向があったことは確かである。
ましてやここはアウエイおまけに自分は真珠湾を攻撃した国の人間、これは絶対に自分の勝ちはないと思っていた。
しかし意外にもジャッジは3人とも自分を有効打で勝ちにしていたのだ。
試合場はkamakaze(アメリカ人は発音できないのでこういう)コールが響き、大きな歓声と拍手が鳴り響いていた。
確かにボクシングの試合に於いて、未熟な判定の結果納得できないような判定や、ホームタウンデジジョンくさいような判定もある。
しかし審判やジャッジが、ルールを熟知し、プライドと公平さをもってさばくのであれば、それはどんな試合であっても名勝負になるのではないだろうか。
まさにこの試合は名審判と名ジャッジたちがさばいた試合の結果であったことは間違いない。





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