そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

NSCは何の機能もしていないお友達外交

2015-01-25 | 安倍晋三
イスラム国(ISIS)による邦人二名の人質事件は、悲惨な結末を迎えることになるかもしれない。彼らが今日(1月25日)の時点で、湯川さんを殺害したようだが、後藤さんの救出について、安倍政権はどのような手を打つことになるのであろうか?これまでの経緯から多少わかってきたことがある。
まず、安倍政権は2億ドルの支払いを拒否したと思われる。そこでイスラム国は、湯川氏の首を落とし人質交換を打ち出したが、殺害の責任は安倍首相にあると明言しているからである。72時間を守らなかったと言っていない。当初のような潤沢な資金もなくなったようで、金が欲しかったはずである。安倍政権は値切った可能性もあるが、多分条件なども提示したかもしれないが、官房長官は否定しているが拒否した可能性が高い。
あるいは、殺害などまでやらないと、85000キロ離れた日本でオボッチャマは、深刻には受け止めていなかったのではないかと思われる。

先ず何よりも、彼ら二人は早期にイスラム国の捕捉されていた事実がある。特にペーパーカンパニーの社長で軍事おオタクの湯川氏については、もう一年にもなるかと思われる。後藤氏も捕捉されたのは、11月ごろである。
この時点で、イスラム国に対する十分な備えがあれば、NSCを立ち上げて対策を講じておくべきであった。28回も会議を開いていながら、全く議題にすらあげなかった。
邦人捕捉が背景がありながらも、安倍首相はノコノコとエジプトやイスラエルに出かけて、イスラム国に敵対する国を支援を打ち出している。安倍ボッチャマの周辺には、お友達ばかりで忠告者がいなかったのである。
周辺と言えば、現地に責任者として残した中山外務副大臣はれっきとした、ネオコンでイスラエル友好連盟の事務局長である。これだけで中東を刺激しるには十分の男であるが、何も現地につてなどないのである。親譲りの極右翼に事務能力があるとは思えない。
安倍首相は地球儀を俯瞰た外交を掲げていたが、これもお友達になりそうな国にしか行ってはいない。嫌われそうな中国や韓国は行きたくないのである。
内政も外交も人事も、安倍ボッチャマはお友達としかお話が出来ないのである。

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