そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

沖縄の民意を踏みにじる安倍政権

2014-12-28 | 安倍晋三
自民党がなりふり構わず支援した沖縄県知事選であるが、見事に敗北した。その後の、衆議院選挙でも自民党候補は、小選挙区の候補を全て失った。この二つの相前後して行われた選挙の、ほとんど唯一の争点が辺野古基地の増設問題である。
沖縄の民意は、明らかにノーである。政府の意図は沖縄では拒否されている。
今月25日に、翁長新知事は当選のあいさつに永田町を訪れた。安倍首相はもちろんのこと、外務大臣も防衛大臣にも合うことができなかった。ただの顔見世でしかない。翁長知事はかつて自民党員であったし、自民党の支援を得て那覇市長選にも当選している。翁長自身は日米安保条約の必要性も認める人物である。
安倍政権の対応は余りにも狭量すぎないか。3794億円の沖縄振興予算を一割削減することも表明している。沖縄県民に約束したことを平然と裏切った、仲井真知事時代と大きな違いである。
菅官房長官は、知事選や衆議院選挙とは実無関係であると、記者会見で答えている。見え見えの嘘で、姑息な占め受けである。
安倍政権は民意とはかなりかい離した集合体である。県民意思を踏みにじるのは、当然の行為と言えるが、それにしても露骨である。

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