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本日より、横綱雲虎引退まらずもうが開催されます。

2012-04-01 06:32:22 | 協会からのおしらせ

 

 本日より4月15日までの15日間、横綱・雲虎引退まらずもうが行われます。

 

 引退相撲に先立ち行われたのは、雲虎にとって最後となる横綱土俵入り。太刀持ち・露払い兼任の盟友・毛呂乃に先導されて土俵に上がったのですが、引退後ひさびさの土俵入りということで、さしもの大横綱もさすがに緊張の面持ち。思うようなせり上がりができず、ややもたつく一幕に、露払い・毛呂乃が助け舟。「まらの露を払ってさしあげます」と雲虎のまらにれろれろと舌を這わせると、雲虎も現役時代の感覚を思い出したか、絶好調時にしか見られなかったような豪快なせり上がりを披露。会場からはやんやの喝采がおくられました。

 

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 雲虎関の引退相撲、出場する力士たちに意気込みをうかがってみました。

 

先鋒・玉椿 「今回は団体戦ってことでさ、まあ雲虎は強いけどね、毛呂乃まで回せば勝機もあると思うんだよ。先鋒の仕事はチームに勢いをつけること。雲虎は3日間勃起しつづけてくるだろうけど、わしもきっちり食らいついていくことが大事だね。それも単に星勘定で離されないだけじゃなく、いい内容の相撲をとらんと、チームに勢いがつかんわね。花相撲だけど横綱に花を持たせる気はないからね。っていうか勝つことが最大の恩返しだとおもって土俵に上がるよ。」

 

次鋒・月乃猫 「まず『打倒雲虎への意気込み』というものはありません。なぜなら雲虎関はすべてにおいて私の上を行く御方。勝つ負けるの次元を語るのはあまりにも畏れ多いことです。『引退する雲虎関へのさいごのお別れのことば』としては、自分もこれで引退の身ですが、自分は力の限界を感じての引退、雲虎関はまだまだ現役を張れるのに敢えて引退された方。なのでイマイチ最後という実感がありません。是非とも復帰されることを今でも望んでおります。なのでお別れのことばというとこちらが引退するということで『お世話になりました。』てとこですかね。 」

 

中堅・河豚狸 「年度末で満身創痍な自分ですが、今回の雲虎関の引退相撲を謹んでお受けいたします。」

 

副将・汚痔 「雲虎関は平凡な市民生活を送っていた小生の晩年を『まら相撲』の力士へと誘ってくれた恩人であると共に、力士として私の目標でした。ある日突然引退を宣言して私の前から去っていってしまいました。角界では家満関や摩羅の川関と言う新しい勢力が台頭していますが、私の目標はあくまで雲虎関です。わざわざ序の口から入門して雲虎関を倒して頂点まで登りつめて引退する予定だった私のプランを台無しにしたのですから、恨みのひとつ二つは浴びせてやらねばならないので今回の引退相撲への参加を決めました。私に奇想天外な負け方をしてまた復帰してくれる事を信じています」

 

大将・毛呂乃 「いままでの報告を歪めまくってくれた感謝の念をこめて戦います」

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