<幕下>
○ 飛埒王(6-1)
ノーパン大王、飛埒王、今場所最後の一番。ノーマルな世界に復帰すべく、今日もパンツを履いてのノーマルな取組。だがやはり、前戦でパンツを履いて苦戦したのと同様、やはりパンツは邪魔でしかない。「序盤から圧倒的な強さで、逆にパンツが痛い…やはり、パンツって意味あるんでしょうかね?」と首をひねるも相撲自体は勝って6勝、来場所は「今年の目標」に掲げていた十両昇進、しかもこの好成績で十両中位に躍進しそう。幕下で1年以上足踏みが続いたが、毛呂乃に次いでアホリ部屋2人目の関取誕生。喜びの声を聞こうとあつまった報道陣にも、「にしても、今場所前半は苦戦しました…これ、15番とらなきゃいけなかったら7勝8敗で負け越しでしょ?素直には喜べませんなぁ~」と来場所からの15戦に気を引き締め直していた。支度部屋でパンツを脱ぎ捨てつつ、「まぁ、来場所は初日からノーパンでいけばいいのかぁ」
や 家満(7-0)
ここまで、「広島カープの前田なみに無愛想」と評されてきた家満。今場所は7戦全勝で優勝するなど絶好調だったが、けさはひときわ見事に勃起していたため、みんなに自慢したくなったようだ。「勝利は収めても、息子は収まらないとはこれいかに」と叫びながら土俵上を走りまわって、豪快にそそり立ったまらを観客席にアピール。ところが、家満は千秋楽を待たず、すでに7番をを取り終えており、けさは土俵にあがる資格がなかった。あわてた審判部から「すいませんけどね、幕下以下は一場所7番なので、家満さんの取組は13日目で消化し終わってるんですよ」と取り押さえられる家満。『両脇をかかえられる宇宙人』のような体勢で土俵から引きずり降ろされしまい、観客は大爆笑。「まじめ一本槍」と思われていた家満が、お茶目な一面を見せてくれた。
<序ノ口>
○ 金精山(6-1)
入門2場所目の金精山は6勝目。最初の相撲で躓いたあとは負け知らずで連勝。千秋楽前夜は22歳の後輩としこたま飲み、自宅に着くと同時に布団にも入らず、下半身を出してそのまま就寝。後輩の若い元気をもらったからか、今朝は豪快な反り技で文句なしの
土俵。「技能審査場所」としてもでも自慢できるくらいのまらに本人も自信を深めた様子。「せっかくなので、土俵を降りてこのままシコに励みます!」と早くも来場所に向けての稽古を開始する新鋭。序二段中位に昇進することが確実な来場所がいまから楽しみだ。
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