<幕下>
● 明烏(2-1)
「連日の残業でだいぶ疲れがたまってきているのか、不安定な取組がつづいています」とあっさり負けを認める明烏。この負けっぷりのよさに、玉椿広報部長は「さすが明烏。見苦しく粘ったりせず、いさぎよく負けを認めるというのは、なかなか真似のできることじゃないよね。明烏が協会一の人格者として人望を集めているのも納得だよ」と、負け相撲にも関わらず大絶賛。
○ 池男王子(2-0)
「大量に食べた肉の影響で、気持ちがいいほどの勃ちっぷり」と満面の笑顔の池男王子。まらに効く食品としては、体質・年齢・健康状態などによって肉派(摩羅の川など)と魚派(玉椿など)とに分かれるが、王子はあきらかに肉派のようだ。
○ 家満(3-0)
家満は3勝目にも無言。報道陣からは「内容は悪くないのだが、緊張しているのか、表情がかたいなあ」との声もあがっていた。
<序二段>
○ 今濡(2-0)
今濡は若さにまかせた豪快なまらずもうで快勝。「2勝目を揚げましたのでご報国します。天に向かってそそり立つまらに勇気づけられつつ、京も頑張ってまいんる所存です。」とのいつもどおりの凡コメントのあと、「抹櫃ながら、子の場を借りて上原美優さんのご冥福をお祈りします。」との追悼コメントを発表。なんの脈絡もなく突然わけのわからないことを言い出したため、報道陣も困惑していたが、ロシア出身のまらずもう力士と、種子島出身の貧乏アイドル芸人。故郷から遠く離れてマイナーな芸の道を追求するという共通点に、なにか感じるものがあったのかもしれない。
○ 両玉国(1-2)
連敗スタートで「気落ちと焦りを感じていた」と語る両玉国だが、けさは粘りのまらずもうで初白星をもぎとり、ほっと一安心。つぎの取組に勝つか負けるかで今場所の展開が大きく違ってくる。本人もそのことはじゅうぶん承知しているようで、「次は解消できるよう、さらに調子をあげていきたい。」と、力強い意気込みをきかせてくれた。
<序ノ口>
○ 萬海(2-3)
萬海は連敗を3でストップ。本人も「夏は忙しい」と語るように、なかなか波に乗れない様子だが、のこりあと2番を大切にとってほしいところ。
● 河豚狸(0-3)
河豚狸はいいところなく3連敗。師匠の茶柱親方も「朝に時間の余裕がなく、早々と勝負をあきらめ出かけて行きました。やはり平日は勝てないのでしょうね、まったく。」と、河豚狸のあまりに淡白なまらずもうにあきれ顔。それでも「数日前から一日10分程度のエクササイズを始めたので、その効果があらわれるまでの辛抱かな、と思います」と新しい稽古メニューを指示するなど、まだまだ弟子が勝ち越す望みは捨てていない。
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