まらずもうブログ

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幕内の結果(十日目)

2016-07-19 18:00:00 | 取組結果

○毛呂乃(10-0)

 「細菌、自由に。」終盤戦を見据え、ついに毛呂乃ウィルスを解き放った理事長。毛呂乃ウィルスが自由に活動を開始とあって、ほかの力士にどのような被害が及ぶのか。「自前に練るようにしてるのだが、まだまだ。ね、剥いてね」と自前で練りまわし、皮を剥いていくが、剥けども剥けどもまだまだ皮は余っている。しかし剥かれた興奮で中身は固く天を突く。こうなったらダッチのお口に収めるよりない。「堰を切ったように出まくり」と極度の興奮から解き放たれて連射に次ぐ連射。四尺まらを飲み込んだダッチは調教がゆきとどいているようで、「パブロフの犬状態。飲んだらあっさり収まった」とまらを見せるや飲み込み、収まりもいい。お気に入りのダッチとともに驀進する連勝街道。これは久々に、千秋楽を待たずに優勝が決まるかもしれない。

 

●玉椿(4-6)

 「きのうは扇風機こわれてさ」と玉椿。昼間寝て夜働く生活を送っているが、連日の猛暑に扇風機がなくては、とても昼寝などしていられない。しかたなく上野のヨドバシカメラまで扇風機を買いに行く。「やっぱり繁華街に出るのはたのしいね。ついでに『肉の大山』でビッグチキンカツ食ったりして、いい気分転換になったよ」とのことだが、帰宅が午後3時ごろになってしまい、ほとんど睡眠時間を確保できなかった模様。仕事中はひどい眠気に悩まされ、休憩時間は「同僚ともほとんど口をきかず、ひたすら寝てた」とのこと。短時間でもそれだけ熟睡できれば……との期待もかかったが、相撲は負け。「今場所はどうせ勝てねえよ」とさばさば。

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十両以下の結果(十日目)

2016-07-19 17:55:00 | 取組結果

<十両>

●蒼狼(8-2)

 「おしいですけれどまけはまけでしたね」と内容は悪くなかったが、最後の一押しが足りず連勝は8でストップ。どうも連勝中はプレッシャーを感じていたらしく「気らくになりました」と笑顔。そんな態度に、周囲は「連勝の重圧とか、そういうのは何も考えていないんかと思ってた」と意外そう。

 

●萬海(5-5)

 健康のためには野菜をたくさん食べなくてはと考えて、近所のベジタリアンインドレストランに行ったのが裏目。料理はおいしかったももの、やはり動物性たんぱくなしでは力が入らないようだ。元気なくしぼんで5敗目。

 

 

<幕下>

●金精山(4-2)

 今場所は全裸を武器に好調な相撲をつづけていた金精山だが、けさは「全裸で寝てはいたものの、まらが無反応」とがっくり、まあ、冷静に考えれば全裸と勃起にはさして関係があるとも思えないので、負けるときには負けるのだろう。負けた理由をつらつら考えてみるに「暑さと仕事の忙しさに負けたか」と平凡な結論に落ち着いたようだ。

 

<序二段>

○明烏(1-2)

 「ちょっと際どい取り組みで、判断に悩むところ」としばらく考え込んでいたが、最終的な判断は「ギリギリなんとか白星」。この結論に至るまでには、力士として正々堂々戦いたいというプライド、全敗は避けたいという勝負師魂、インポと呼ばれたくない見栄……、さまざまな考えが明烏の脳内を駆け巡ったはず。このあたりの判定をめぐる逡巡が、まらずもう観戦のいちばんおもしろいところ。

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