<十両>
●蒼狼(8-2)
「おしいですけれどまけはまけでしたね」と内容は悪くなかったが、最後の一押しが足りず連勝は8でストップ。どうも連勝中はプレッシャーを感じていたらしく「気らくになりました」と笑顔。そんな態度に、周囲は「連勝の重圧とか、そういうのは何も考えていないんかと思ってた」と意外そう。
●萬海(5-5)
健康のためには野菜をたくさん食べなくてはと考えて、近所のベジタリアンインドレストランに行ったのが裏目。料理はおいしかったももの、やはり動物性たんぱくなしでは力が入らないようだ。元気なくしぼんで5敗目。
<幕下>
●金精山(4-2)
今場所は全裸を武器に好調な相撲をつづけていた金精山だが、けさは「全裸で寝てはいたものの、まらが無反応」とがっくり、まあ、冷静に考えれば全裸と勃起にはさして関係があるとも思えないので、負けるときには負けるのだろう。負けた理由をつらつら考えてみるに「暑さと仕事の忙しさに負けたか」と平凡な結論に落ち着いたようだ。
<序二段>
○明烏(1-2)
「ちょっと際どい取り組みで、判断に悩むところ」としばらく考え込んでいたが、最終的な判断は「ギリギリなんとか白星」。この結論に至るまでには、力士として正々堂々戦いたいというプライド、全敗は避けたいという勝負師魂、インポと呼ばれたくない見栄……、さまざまな考えが明烏の脳内を駆け巡ったはず。このあたりの判定をめぐる逡巡が、まらずもう観戦のいちばんおもしろいところ。
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