― 家満関以来、久々の各段優勝、序二段優勝の播潟さんにお話を伺います。優勝おめでとうございます。
(播潟) 「ありがとうございます。場所中から大口を叩いていたので、なんとか目標を達成できてほっとしました。」
― 番付について4場所、負け越しから始まって徐々に成績を上げて、今場所優勝。今場所開始時点では通算勝率が5割未満だったのがいっぺんに開花したという印象ですが、どのあたりか、変化はありましたか?
(播潟) 「先場所までは自然にまかせて勃起の有無を報告していただけでしたが、今場所は意識的に勝ちに行くようになりました。食べるものを工夫してみたり、勃起してそうな時間に目覚ましをセットしたり、負けそうな日は取組を回避したり。」
― 今場所はかなり早い段階から優勝を意識する発言が見られましたが、このあたりは?
(播潟) 「ふと、『勝てる日だけ報告すれば優勝できるんじゃないか』と気づきまして、ためしにやってみたんです。ようするにルールの穴をついた優勝なので、だいぶ価値は下がります。」
― 力強い相撲から、落ち着いて勝ちに徹する相撲まで、新人とは思えない相撲の幅を見せていらっしゃいますが、優勝を決めた一番、振り返っていただけますか?
(播潟) 「十四日目の一番ですか? この数日前あたりから仕事がたてこんだせいか、ちょっと調子を落としていたんですよ。千秋楽の日はべつの用事があって取組できそうになかったので、なんとかこの日に優勝を決めたかった。でも、朝起きたら、ぜんぜん元気がないんです。『あ、やばい』と思いまして、待ったして寝直しました。2時ころ目が覚めたら、なんとか半勃ちくらいにはなっていたんで『申し訳ないけどこれで許してもらおう、ごめんなさい』って気分でしたね。」
― まらずもうでは、各段優勝を果たした力士は、全て関取に昇進しています。将来の目標、お聞かせください。
(播潟) 「いやあ、幕内なんて魔窟で戦うのはとても無理ですよ。そもそも十五日土俵に上がり続ける体力なんてないですし。将来の目標ですか? うーん、大相撲でいえば、鷲羽山関や舞の海関のように、小さい身体でも華のある力士になりたいです。まらずもうで言えば月乃猫関や池男王子関のように負けてもお客さんに喜んでもらえるような相撲がとれるようになりたいです。」
― まだまだ播潟さんをよく知らない方も多いと思います。せっかくですので、まずはどんなまらをお持ちか、ここでファンのみなさんにPRをお願いします。
(播潟) 「あー、いま長さをはかってみたら8センチくらいでした。太さは500円玉くらいでしょうか。勃起した状態じゃないとはいえ、やっぱり小さめですよね。勃起してもあんまり大きくならずにそのまま硬くなります。でも小さいほうが、かわいいですよね」
― 序二段優勝の播潟さんにお話を伺いました。
(播潟) 「どうもありがとうございました」