― 横綱・摩羅の川関にお話をうかがいます。よろしくお願いいたします。
（摩羅の川） 「お久しぶりです。よろしくお願いします。」
― 今場所は汚痔関が横綱に昇進。実質的には史上初めて東西に横綱が揃うことになります。ライバルとなる新横綱・汚痔関の相撲はどのようにご覧になっていらっしゃいますか？
（摩羅の川） 「若い力士は持っていない老練な『技』を巧みに操るテクニシャンだと見ています。しかし『技』だけでなく、酒を呑んだあとにソファーで寝て見事に朝勃ちしてみせる『体』の充実や、逆境を跳ね返して勝利を掴む『心』の余裕さなど、どれを取っても隙のない力士です。」
― さて、摩羅の川関の個人記録に目をうつしますと、初日に出場しますと史上２人目の通算２００回出場。１２勝をあげると史上初の通算２００勝達成と大きな記録を目前に控えております。このあたりの記録についてはどのようなお気持ちでいらっしゃいますか？
（摩羅の川） 「そうなんですか？ 正直、記録にはあまりこだわりが無いので、今それを聞いて驚いています。とりあえず一戦一戦を大事に、確実に勝っていきます。」
― まだまだ残暑が厳しく、他の力士からは「こんなに暑くてはまらに力が入らない」という声も聞かれます。秋場所にむけ、摩羅の川関はどのような稽古を積んでいらっしゃるのでしょうか？
（摩羅の川） 「嫁の目を盗んではエロ本相手にぶつかり稽古をしています。エロ動画やエロゲ相手の稽古でも良いとは思いますが、やはり中学生の頃の初心を忘れないためにも基本を大事にしなければなりませんね。」
― 先場所は慣れない青森での生活に、横綱の口からは愚痴や弱音がきこえることもありました。引っ越してしばらくたちますが、ぼちぼち青森のよいところなどは見つかりましたか？
（摩羅の川） 「青森は良いところですよ。水は綺麗で野菜は美味い。更には馬肉を普通に食べられる環境ですから。問題は職場です。6日連続13時間勤務で調剤やれとか意味がわからない。元が小売りだから、そこでの慣例を薬局にも押し付けるんですよ。もう無理です。この会社辞めます。」
― ところで、とある調査結果によると、男性機能は２５歳ころにピークを迎え、そこから徐々に低下していくのだとか。摩羅の川関は現在２７歳。もちろんまだまだじゅうぶん若いわけですが、ここ２場所ほど全勝を逃しており、一部からは年齢的な衰えがはじまったかと心配する声もあがっています。ご本人としてはまらの能力の衰えを感じたりすることはございませんか？
（摩羅の川） 「まだまだ大丈夫ですよ。小太郎自体の能力は全然問題ないです。ここ２場所の不調は、本体の精神が弱っているのが問題ですね。もう少し『心』を鍛えたいと思います。」
― まらずもう協会では熱心に新弟子を募集しているのですが、なかなか新弟子が集まってくれません。ブログのアクセス数を考えればそれなりの数の読者はいるようなのですが、なかなか入門にまでは至らないようです。そこで、パソコン画面の前で入門を迷っているファンのみなさまに、横綱からなにか一言お願いできないでしょうか？
（摩羅の川） 「恥を捨てましょう。恥を捨てて得られるものもありますよ。たぶん。」
― 横綱・摩羅の川関にお話をうかがいました。ありがとうございました。
（摩羅の川） 「ありがとうございました。」
