●汚痔(11-3)
幾多の試練と戦う新横綱。仕事が忙しくて深夜に帰宅。この 日も朝から茨城に出張なので早朝に出発。しかもビールを切らせてしまい、ソファーでも寝られずと為す術無しで黒星。3敗となり、わずかに残っていた優勝の可能性もこれで完全消滅。気持ちを切らさず、あす千秋楽いい相撲で締めくくりたいところだが、「明日も引き続き早朝から茨城なので厳しいです」。
○摩羅の川(14-0)
場所前には「一戦一戦を大事に戦う」と言っていたが、13日目まで全勝が3人もいるとさすがに優勝決定戦を意識し始めたか、千秋楽前の最後の休日は、昼飯に肉を食べてスタミナを付ける作戦に。選んだ店は第二の故郷岩手に本社を置く「やまなか屋」。青森には2店舗しかないが、故郷の味を楽しむため、わざわざ遠出をしてまで食べに行った。タン、ハラミ、ミノ、カルビなどを満腹になるまで食べたあとは、やっぱり「盛岡冷麺」で締め。故郷岩手の味を堪能したうえ千秋楽に向けて栄養補給できた様子で、小太郎にも十分にスタミナが付いた。今朝も起床と同時にガチガチに固まる見事な勃起を見せ付け14日目も白星。
○玉椿(14-0)
「せっかく休日だっていうのに、朝4時に目が覚めちまったよ」と苦笑いの玉椿。「立合いにはやや早すぎる気もするんだが、二度寝して勝てる保証なんてどこにもないからね」と、大事をとってさっさと勝ち宣言。ただ、今場所は理想的な睡眠サイクルを続けることで勝ちつづけてきただけに、ここでペースを乱してしまったことは、千秋楽にむけてやや不安材料か。
○家満(14-0)
優勝に向け、決戦モードに入った家満のまらなもう止まらない。どれくらい勃起していたのか、本人にも時間的にわからないくらい、昨日に続く鬼立ち。これにはさすがに本体ももてあまし、布団の中でダラダラ過ごし、鎮まるのを待ったが、「いつまでも固いマラに我ながら驚きを覚えました」と本体をも怯えさせる容赦ない相撲で、このまま明日の決戦まで突入しそうだ。
●蒼狼(6-8)
蒼狼は5連敗でとうとう負け越し。地元・モンゴルのファンからは「マタダメダッタアルネ」「ガッカリアル」と落胆の声があがっているが、どうやら本人は星数を勘違いしているようで「私はまたまたまけましたよー。あした勝って勝ち越します!」と元気いっぱい。勘違いにはいつ気づくのだろうか。