○ 摩羅の川(11-2)
野菜中心の食事が意外と体に合っていたのか、日に日に体調と小太郎の具合が良くなってきた摩羅の川。調子に乗って3日連続肉断ちを決行。やはり精進料理に近い食事をすると心身が清められるのか、今朝もスキッとした爽やかな朝勃ちを披露。取組後には「失礼を承知で言いますが、ここ3日間の小太郎は親戚の法事や葬式なんかで寺に行った時に見た如来立像に似た感じでスッと勃起してるんですよ。なんか神々しいというか…」と、小太郎が横綱に相応しい品格を供えてきた事に驚きを隠せない様子。「本体の方も横綱の名に恥じぬよう精進しなくては」と気を引きしめた表情で支度部屋へと引き上げていった。
○ 汚痔(13-0)
横綱に向け、優勝戦線をひた走る汚痔。この日も早朝から出張、帰社して遅くまで仕事と多忙な一日。肉体的にも精神的にも疲労のたまった終盤戦、ビールを飲み始めるも、飲み終わる前に沈没してしまう。不十分な体勢で意識を失っての戦いだが、力士としての本能は記憶なき戦いにもついていく。明け方から断続的に寝ては起きてを繰り返し、優勢劣勢の入れ替わる激しい攻防。だがそんな中でも長年培った経験は勝機を逃さず、技ありの呼吸で突き落としを決めて13連勝。この時点で決定戦出場の権利は確定。あす自身が勝てば、千秋楽を待たず史上初の連続優勝が決まる。
●毛呂乃(8-5)
肛門刺激にも飽き、乳首刺激で夜を過ごした毛呂乃。「吸うとカリカリ。変かな?芯は擦れてた」と昨夜の相撲を語る。朝5時に一度目覚め、まらも元気に立っているなぁという気がして二度寝。休日に早起きしてもしょうがない。次にきちんと起きたのは11時。きちんと目が覚めて気がつく。もうまらは旅に出ていたのだったと・・・。残念に思いながら起床。まらは半日前に旅立ち、このままきょうも黒星となってしまった。今更悔やんでもまらは戻ってこない。「どうせなら赤貝とか膜とか、(そういう女がらみの欲求は)全廃して、まらを吸いまくって身も心も溶かしてみたかったな」と今になって男色に徹底しきれなかった日々を悔やんでいる毛呂乃。残り2日、まらは戻るのか。
● 玉椿(9-4)
「うーん・・・」と半勃ちまらの判定に悩む玉椿。「・・・まあ、きのう、蒼狼の相撲のときに『微妙な判定を勝ちにしたり、負けていた相撲を二度寝でひっくりかえしたり、自分に甘い力士が多いなかで、蒼狼の正直な姿勢は他の力士にも見習ってほしいね』なんてえらそうなことを言っちまったからねえ。これくらいの半勃ちは負けにせざるをえないかねえ」と、自分の不用意な発言が首をしめる形となって4敗目。
● 蒼狼(6-7)
蒼狼は5連勝のあとに3連敗とジェットコースターのような好不調の波の激しさ。「私は負けの方ほうになてますねー」と内容自体はほかの力士なら勝ちにしてもおかしくないのだが、半勃ちを勝ちと言い張るのは当人のプライドが邪魔をするのだろう。「おちんこにしんでます」とがっくり落ち込んだようす。ただ、いちど死んで地獄を見てきた男は強いはず。玉椿広報部長も「かれが負け越したら、三賞が該当なしになっちまう。あすあさってを連勝でしめくくって、なんとか勝ち越してほしいよ」と期待をかけている。