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優勝インタビュー(摩羅の川)

2012-05-22 19:14:44 | 力士にきく

― 13日目段階での2差から奇跡の逆転優勝を果たされた摩羅の川関にお話をうかがいます。優勝おめでとうございます。

(摩羅の川) 「ありがとうございます。正直、本人も小太郎も大変驚いてます。」

 

― 優勝決定戦の相撲はお見事でした。あの時点では汚痔関がまだ負けたと確定したわけではなく、玉椿広報部長も「まさか決定戦になるとは思っていなかった。わしの見通しの甘さを摩羅の川に救われた。ほんとにありがたかった」とコメントするなど、実際に決定戦があるかどうかもわからない状況でした。どんなお気持ちで土俵にあがられましたか?

(摩羅の川) 「決定戦の日は午後からの勤務でしたし、前日に釣りに行って少し疲れも残っていたので、頑張れば眠れるかなという感じでした。実際には優勝はほぼ無理だろうけど、寝ていて損は無いかなと思いながらの土俵でしたね。そういう意味では今回の優勝は運も味方に付きました。朝からの出勤だったら私も不戦敗でしたから。」

 

― はたから見ればほとんど勝ち目がないと思われていた決定戦の土俵。土俵にあがるときに奥様はなんとおっしゃっていましたか?

(摩羅の川) 「一度畳んだ布団を敷き直されたので、少し怒りぎみに『起きたら自分で畳みなさいよ』と言ってました。」

 

― ところで、今場所はまらに「小太郎」と名前をつけられました。まらずもう界でもまらに名前をつけるのははじめてのケースとなりますが、名前をつけたことで戦い方に変化はみられましたか?

(摩羅の川) 「戦い方の変化がどうのというのは無いですね。共に土俵に上がる戦友ですし人格もありますから、いつまでも『相棒』じゃ失礼かなと思い名前をつけました。やはり名前をつけると今まで以上に愛着が出ますよ。他の力士にもまらに名前を付ける事をお勧めしたいですね。」

 

― 場所中、小太郎さんが如来のような神々しさをもつ瞬間があったとのこと。このあたり、毛呂乃のまらを御神体としてあがめる大日本毛呂乃教に通じるところがあるようにも見えましたが、小太郎さんと毛呂乃関との違いはどのあたりにあるのでしょう?

(摩羅の川) 「毛呂乃関のまらは別格ですよ。なんたって本体、……御神体からしたら付属物でしょうが、それから分離して一人旅に出られたくらいですから。きっと各地で悩める男子中・高校生を救っておられるに違いない。小太郎はようやく神々しい『雰囲気』を持ったに過ぎません。人々を救う事なんて、まだまだできませんよ。これからも横綱と横綱のまらとして共に精進していきます。」

 

― いっぽうで10日目で早くも2敗を喫するなど、場所中はあまり波に乗り切れない印象もありました。周囲からは「青森に引越した影響では?」という声もきかれましたが、そのあたりの影響はいかがだったのでしょうか?

(摩羅の川) 「青森の環境が悪いわけでは無いと思います。地物野菜は美味しいですし、空気もきれいです。まらずもうの環境としては申し分ないですよ。ただ今場所は引っ越し作業の疲れがなかなか抜けませんでした。疲れが溜まったなりの戦い方・勝ち方があったのではないかと思うと、今場所の内容は悔やまれますが良い経験になりました。今後に活かしていきます。」

 

― では、さいごに青森のまらずもうファンのみなさまに一言お願いいたします。

(摩羅の川) 「初めて青森の地でまらずもうをとることができ、そして優勝することができました。これからも青森で優勝を重ねていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。」

 

― 優勝の摩羅の川関でした。ありがとうございました。

(摩羅の川) 「ありがとうございました。」

 

 

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