私・・・11月に入って、何枚半衿をつけたでしょう・・・(笑)
着付をさせていただくときによく
「半衿をつけるのが面倒でしたら、そのままお持ちくださいね」
と、わざわざ自分の仕事を増やしています
そんなわけで、「半衿つけて」とお持ちになるお客様が多かったのと
せっかく付けてくださっているのに、私の都合で付け直したりしたものですから・・・
着物の衿元は長襦袢を着たときに半分以上決まる
といっても過言ではないと思います。
極端な言い方をすれば、長襦袢がキチンと着られたら
着物の衿はそれに沿わせるだけなのです
お着付けをさせていただく場合も同じで
キレイな衿元を作るためには、半衿が重要なポイントになります
私のように、いろんなお客様のお持ちになるもので
お着付けをさせていただくと、半衿のつけ方も様々です
中には、申し訳ないのですが、付け直したくなるものもあったり・・・
与えられた条件(着物・帯・小物・体型なども)の中でお着付させていただくのは
当然なのですが、自分の技術だけではどうしてもカバーできない
どうしようもないものがあります
半衿のつけ方もそのひとつで
まだまだ技術は未熟かもしれませんが、
自分自身が納得できるお着付けをさせていただくため
美しい衿元をつくりたいため
に、針を持つことになります
前置きが長くなりました・・・
きれいな衿元を作るための半衿のつけ方ですが
まず、襦袢の地衿に緩みなくピッタリにつけること が大切です
たいてい着物の衿は広衿になっていて半分に折って着るわけですが
広衿は3寸(約11cm)に仕立られていて、計算上、半分に折ると5,5cmになりますね。
長襦袢の衿はそれより少し控えて仕立てますので
5,2~3cmくらいになっているはずです。
ですから、着る時に襦袢と着物の衿付けの線をピッタリと合わせると
背中心から肩回りの部分では、襦袢の衿は着物から出ないようになっているのです
半衿がブカブカについていると、着物の衿からはみ出すことになって
だらしなく見えてしまいます。
それと、緩みがあってブカブカだと衿芯が衿の中で動いてしまい
シャープなラインになりません。
それから、着慣れた方に多いのでしょうか・・・
半衿の途中までしか縫い付けていらっしゃらない場合があります。
確かに・・・
着た時に見えるのは中心から半分くらいで
衿先は隠れてしまいます。
でも、かなりアバウトな性格の私ですが
半衿に関してはきっちり最後までつけたい・・!
(と、こういうところ几帳面?)
なぜなら、「押え」がきかないから・・・
襦袢にしっかりついていると「力が入る」気がします。
写真の青いクリップのついている個所をご覧ください
半衿の先をしっかりと紐が押えていますね
これが意外に大切で、半衿の「浮き」がなくなるのです
美容師時代に着付けの先生から
「衿を合わせるときは、首を切るようにあわせましょう」と
教わった言葉が頭に残っています。
「首を切るように・・」
ピシッと肌に沿わせて・・というニュアンスでしょうか
なんとなく判りますよね
そのためには、なるべく半衿の先は襦袢にしっかりついていて
紐なり伊達〆がかかっているといいと思うのですが・・・。
半衿ってつけるの面倒ですよね(笑)
よく、丁寧に細かく、くけていらっしゃるのを見かけますが
おおざっぱでいいと思います
(このあたり、かなりおおざっぱな私・・・)
写真の半衿ですが、針目がわかるように、赤い糸を使って縫ってみました
私はいつも、こんな感じに大きな針目(3~4cm)の一目落としで縫います
仕立て屋さんのように上手にくけられるといいのですが
そうでない場合は、どうせ外からは見えないのですから
一目落としで押えてつけたほうが布目が曲がらず
(ヘタにくけるとよれてしまいます)
衿芯も動きにくくなります
こういう小さなコツとかチェックポイント
少しでもブログで皆さんにお伝えしたいと思うのですが
文章で間接的にでは、なかなかうまく表現できなくて
もどかしいです
判りにくい点などは、お店で直接お話できればと思いますので
どうぞお聞かせください
着付をさせていただくときによく
「半衿をつけるのが面倒でしたら、そのままお持ちくださいね」
と、わざわざ自分の仕事を増やしています
そんなわけで、「半衿つけて」とお持ちになるお客様が多かったのと
せっかく付けてくださっているのに、私の都合で付け直したりしたものですから・・・
着物の衿元は長襦袢を着たときに半分以上決まる
といっても過言ではないと思います。
極端な言い方をすれば、長襦袢がキチンと着られたら
着物の衿はそれに沿わせるだけなのです
お着付けをさせていただく場合も同じで
キレイな衿元を作るためには、半衿が重要なポイントになります
私のように、いろんなお客様のお持ちになるもので
お着付けをさせていただくと、半衿のつけ方も様々です
中には、申し訳ないのですが、付け直したくなるものもあったり・・・
与えられた条件(着物・帯・小物・体型なども)の中でお着付させていただくのは
当然なのですが、自分の技術だけではどうしてもカバーできない
どうしようもないものがあります
半衿のつけ方もそのひとつで
まだまだ技術は未熟かもしれませんが、
自分自身が納得できるお着付けをさせていただくため
美しい衿元をつくりたいため
に、針を持つことになります
前置きが長くなりました・・・
きれいな衿元を作るための半衿のつけ方ですが
まず、襦袢の地衿に緩みなくピッタリにつけること が大切です
たいてい着物の衿は広衿になっていて半分に折って着るわけですが
広衿は3寸(約11cm)に仕立られていて、計算上、半分に折ると5,5cmになりますね。
長襦袢の衿はそれより少し控えて仕立てますので
5,2~3cmくらいになっているはずです。
ですから、着る時に襦袢と着物の衿付けの線をピッタリと合わせると
背中心から肩回りの部分では、襦袢の衿は着物から出ないようになっているのです
半衿がブカブカについていると、着物の衿からはみ出すことになって
だらしなく見えてしまいます。
それと、緩みがあってブカブカだと衿芯が衿の中で動いてしまい
シャープなラインになりません。
それから、着慣れた方に多いのでしょうか・・・
半衿の途中までしか縫い付けていらっしゃらない場合があります。
確かに・・・
着た時に見えるのは中心から半分くらいで
衿先は隠れてしまいます。
でも、かなりアバウトな性格の私ですが
半衿に関してはきっちり最後までつけたい・・!
(と、こういうところ几帳面?)
なぜなら、「押え」がきかないから・・・
襦袢にしっかりついていると「力が入る」気がします。
写真の青いクリップのついている個所をご覧ください
半衿の先をしっかりと紐が押えていますね
これが意外に大切で、半衿の「浮き」がなくなるのです
美容師時代に着付けの先生から
「衿を合わせるときは、首を切るようにあわせましょう」と
教わった言葉が頭に残っています。
「首を切るように・・」
ピシッと肌に沿わせて・・というニュアンスでしょうか
なんとなく判りますよね
そのためには、なるべく半衿の先は襦袢にしっかりついていて
紐なり伊達〆がかかっているといいと思うのですが・・・。
半衿ってつけるの面倒ですよね(笑)
よく、丁寧に細かく、くけていらっしゃるのを見かけますが
おおざっぱでいいと思います
(このあたり、かなりおおざっぱな私・・・)
写真の半衿ですが、針目がわかるように、赤い糸を使って縫ってみました
私はいつも、こんな感じに大きな針目(3~4cm)の一目落としで縫います
仕立て屋さんのように上手にくけられるといいのですが
そうでない場合は、どうせ外からは見えないのですから
一目落としで押えてつけたほうが布目が曲がらず
(ヘタにくけるとよれてしまいます)
衿芯も動きにくくなります
こういう小さなコツとかチェックポイント
少しでもブログで皆さんにお伝えしたいと思うのですが
文章で間接的にでは、なかなかうまく表現できなくて
もどかしいです
判りにくい点などは、お店で直接お話できればと思いますので
どうぞお聞かせください
先に表をつけます。
内側は、衿肩回りのカーブのきつい部分だけ
襦袢の地衿の厚み分だけつらせてつけます。
そうするとカーブした時に内側が余ってよれよれ
しません。
ただし、バイアスの衿の場合は逆につらせると
よれてしまいますので、あくまで真っ直ぐに・・。
もちろん、裏も一目落としでいいです。
衿芯は、裏側に入れますので一目落としの方が動かないです。
後ろから覗ける部分、かよこさんが正解
私は、細かい目にして一目落としの目の小さい方を
表に出すようにしてます。
あまりジロジロ見る人もいないかと・・・(笑)
説明わかりにくいと思います
ごめんなさい
またお店で・・・
ところで、半襟をつけるとき、裏からつけているのですが、どちらからつけるのが仕上がりが綺麗なものですか?あと、裏も一目落としで縫い付けてよいですか?
半襟付けさえなければ、もっと着物を気軽に着られるだろうなぁ(^^;
半衿つけ、皆さんに一度はおけいこしてもらうようにしています。
また今度しましょうね!
半衿つけられないと、着物着られませんもの・・・
基本かも
本を見たりしてもよくわからず、適当に縫い付けました。
一度特別講座をお願いしたいものです。