京呉服わき ごふくや日記

着物って楽しい!
呉服屋の女将の独り言?楽しいことや裏話、思うままに・・・

「古布のちりめん細工展」お目汚しですが・・・ぜひ

2019-08-12 13:05:48 | 催し

3連休、お盆休みの始まった方も多いかと思います。
楽しいお休みをお過ごしください

店では、昨日今日は定休日なのですが、着付けのお客様があったりで、
暑い日中は普段できない仕事などしております(ブログ書いたり

8月、お盆休みが落ち着いたころ
先日のブログで少し書きましたが、今月の催事をさせて頂きます




まずは「きもの相談会」
タンスの中の着物にもう一度光を当ててあげたい・・
そのためのご相談や普段のお手入れも
この時期ならゆっくりとご相談させて頂けますし
秋からのシーズンの準備をしていただけますので。


それから、もう一つ、暑い時期に何か珍しい事・・・と考えた挙句
お客様にご覧いただくなど、恐れ多いのですが
私の趣味・・「古布のちりめん細工」を飾らせていただこうかと思います。



ご案内を作るために、あれこれ並べて撮った写真の一枚です。


ちりめん細工のお稽古のこと、たまにブログでもアップさせて頂いてましたが
先生の所にお稽古に通い始めて、考えてみればもう15年くらいになります。
我ながら、シツコイ

私の性格上、これと思ったものは納得できるまで突き詰めなければ気が済まない方で・・

子供の時から、わりにチクチク縫物が好きで
スポーツに熱中していた中学生の頃から
見た目に似合わず、家に帰れば暇を見てぬいぐるみや人形などを作っていた私。

着物に携わるようになってからは、日本の布、着物の生地や染、絹、木綿、麻などがやっぱり好き、
ちりめんのお細工物にも、心惹かれようになりました。

本を見ては自己流で桜の袋を作ってみたり、いつか習いたいと思っていました。

ある時、新聞で「古布のちりめん細工展」の記事を目にし、不思議に行かなくてはという思いに駆られ

渡辺八重子さんの展示会に伺いました。

初めてお目にかかった先生に声をかけて頂き「ほら」と私の手のひらに

紅絹で作った真っ赤な金魚のお細工物を乗せてくださいました。

ふわっと優しい感触・・先生の作品は、どれも丁寧で美しく、目を奪われました。

 

思い切って恐る恐るお稽古のことをお聞きしたところ

やはり月に3回、一回が4時間ほど、それに通うのに片道1時間かかる場所・・

仕事を休んでお稽古に通うのはムリと、一旦はあきらめたものの、何度か教室にお邪魔しているうちに

私が呉服屋で着物に触れていることと、余りに私の目が真剣だったからか、

無理を承知でお願いした月に一度の変則的なお稽古を先生が許して下さって

それから往復2時間の道のりも何のその、お稽古に通うことになりました

 

夏椿・桔梗など

 

 

蝶や梅の袋、小さな布あわせ、色合わせが楽しい袋など

 

まだまだ未熟でとても作品展などとおこがましくて言えないのですが

趣味で作ってためていた作品を、たまたま店という場所がありますので

そこにコーナーを作って、皆さんにご覧いただければと・・・

たとえるなら、小学生の夏休みの宿題を、保護者の皆様に見て頂くような感覚です

暑い時期、店に涼みに来ていただいてついでに私の趣味にお付き合いくださいませ。

 

着物が大切に楽しんで着てもらい、その役目が終わったあと

こんな小さな裂になっても、つなぎ合わされて可愛いものに生き返り

また楽しませてくれる、ここまで使ってあげたら着物もうれしいかも・・・って

お伝えできたらって思います。

 

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