京呉服わき ごふくや日記

着物って楽しい!
呉服屋の女将の独り言?楽しいことや裏話、思うままに・・・

秩父銘仙展、最終日には・・・!

2018-10-28 16:03:25 | 催し
昨日で秩父銘仙展、終了しました。お越しくださった皆様、ありがとうございました。

期間中、先週の日曜日には、新啓織物のご主人、新井教央さん
昨日の最終日には奥様の園恵さんが来てくださいました。

ご主人の教央さんは、何度もお越しくださって、作り手ならではのお話を聞くことが
でき、お客様だけでなく私達も毎回こういう機会を楽しみにしています。

そして、今回は、奥様の園恵さんが来てくださることに・・・。




さすがに銘仙がよく似合いきれいな奥様です。
朝方の雨を心配しながらも、朝早く秩父からお着物でお越しくださいました。




パッと目に入った帯〆と帯揚の色使い
銘仙を引き立てる効き色を使ったコーディネート、さすがです。
参考になりますね。





帯は国産の繭を使った新啓さんならではの名古屋帯。
草木染の色合いがとっても品が良くて、かわいくて、何でもあいそうで・・・


大きな柄の銘仙、着るとこんな感じになりますというお手本のようです。
反物で見ると、着こなせないわ・・と大きな柄に躊躇なさる方もいらっしゃるのですが
仕立て上がって、帯を締めたら気になりません。
ステキでしょ





それから、
参考に・・と銘仙で仕立てた「雨コート」を持ってきてくださいました。

細い糸で密に織られた新啓さんの銘仙なので、撥水加工をしてこんな対丈のロングコートに
しておけば、雨の日も楽しい
軽くて、畳むと薄くて持ち運ぶにもかさばりません。
それに、いわゆる「雨コート」っていう感じではないので単衣のロングコートとして
雨が降ってなくても着られます。

ずーっと言い続けている当店の「せっかく仕立てるのならおしゃれな雨コートを」
にぴったりなのです

細かい柄でもよし、こんな大きな柄ならコートにするととっても引き立ちます。


奥様が来てくださったので
ご主人とはまた違う話で、大盛り上がりの一日。

コートの話。
お仕立ての事。柄合わせの苦労話。
長襦袢のこと。
銘仙に合う帯は・・・?と、
反物に当店の在庫の帯をおいてキャッキャッとコーディネート大会。

お客様がいらっしゃらない間も、女二人の話は尽きることなく・・・
あっという間の一日、楽しかったです(私は・・



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