京呉服わき ごふくや日記

着物って楽しい!
呉服屋の女将の独り言?楽しいことや裏話、思うままに・・・

涼しさは内側から・・・!

2013-05-19 22:08:01 | 着付あれこれ
昨日までの夏物と刺繍の催し、お越しくださった皆様、ありがとうございました。

京刺繍を一気にあれだけの数をご覧いただけることはないので
きっと、ご満足いただけたのではないかと思います。

先週は、すこし暑くなってきましたね
夏物や浴衣をご覧頂くのも、いよいよ気分が乗ってきたのでは?(笑)


今回、着付教室やお越しくださったお客様とお話をしていて
もっとアピールしなきゃと思ったことがありました


夏が近づいてくると、少しでも心地よく着物を着たいですね。

そのためには、まず、内側から工夫をしましょう


イロイロ着慣れた皆さんは工夫をしていらっしゃる事と思いますが。
まず、着物を揃え始めた皆さんは、長襦袢というと袖が無双(二重)になった袷のものを
お持ちだと思います。
そして、夏用として夏物の絽や麻。

しか~し、長襦袢にはそのほかにもうひとつ種類があります。
単衣のお襦袢。袖が一枚になっています。


生地は、袷と同じでもいいのですが
単衣用として、さらりとした着心地のものがあります。






楊柳の生地です。





アップしました。シボがあるのでペッたりくっつきません。







こちらは評判の「あさみ」の単衣用。



すこ~し汗ばむころ、4月ころになったら、
表は袷でも、ひと足早く長襦袢だけ単衣にしてみましょう
すると、グッと軽く涼しい感じがします。

もしもお持ちでなかったら
単衣の長襦袢を揃えておくと、春~初夏、初秋の暑いとき
ずいぶん軽く涼しく着られると思います。







それから、メッシュの帯板と、知る人ぞ知る「へちま」の帯枕。
あの「へちま」を帯枕の形に整えてガーゼがかぶせています。
昔から着慣れた方は ご自分で作ったりしました。

風が抜ける気がしませんか?
実際、熱が逃げると思います。







さらに下着。ステテコも涼しいです。







それから私が今試しに着用して様子を見ているのがコレ
麻の肌着。
上下つながっているので、お腹周りがすっきりして
着丈がたっぷりしていますので
透けた絹紅梅や綿絽など大人っぽい浴衣を着る時にもいいかな
って思っています。

さらさらして気持ち着心地です。(実感)


こんな風に、着物の下から涼しく着る工夫を・・・

私は汗をあまりかかないので、その工夫が案外思いつきません・・・
「私はこんな工夫をしていますよ」っていう方法や何かアイデアがあったら、
皆さん教えてくださいね



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