お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

西国三十三箇所巡礼の旅 第1番 その3

2010年01月26日 13時39分16秒 | 旅先で
ホテル浦島翌日は朝食バイキングから始まる。ご多分に漏れず和洋のバイキング。朝の明るい陽光が差し込むレストランにはかなりの人出でまだお正月休みなのか楽しそうな子供たちの声があちこちで聞こえる。和食も洋食もお盆に溢れるほど盛った人々を尻目に我々は今朝は洋食だけでまとめる。そして本来の目的地1番青岸渡寺へ向かいます。(ほんま温泉に来たのかお参りに来たのか。)勝浦駅の次の那智駅まで2時間に1本程度のJRで向かいます。那智駅で降りたのは我々だけ。札所や那智の滝、熊野那智大社へは普通の人はバスかクルマで向かいます。我々は昔の巡礼者のように那智の海のそばにある補陀落山寺から山を分け入って進みます。歩き出して暫くすると道沿いの集落から写真のような「熊野古道」そのもののような道を進みます。ほかに歩いている人もいないから、昔の巡礼者にタイムスリップします。2時間半ほど歩くと途中大きな集落を通り過ぎて有名な「大門坂」へ到着。熊野古道とある石碑の前で皆さん記念写真。クルマやバスで来てこうして熊野古道と書かれたところで写真を撮ってと何処に行っても同じような日本人の風景を横目に1番札所へ。これから西国を廻る我々はここで「笈摺」(おいずる)にご朱印をいただきます。納経帳はなんかスタンプラリーみたいで、掛け軸は既に父が作って表装したもの(何故か我が家に2本ある)があるのでここは「笈摺」にします。那智の滝を拝んで浦島へ戻ります。そして再び温泉めぐり。しかしうちの奥さんがこんなに温泉好きとはちょっと驚きました。まだつづく。

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