お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

18きっぷで 今度は鞆の浦へ その1

2014年08月27日 11時41分46秒 | 旅先で
以前は8月後半もご予約を頂いていたのに今年はどういう訳か日曜、月曜と予約がありません。伊勢に行った18きっぷが2枚残っていて、それでは以前から行きたかった広島県福山の近くの「鞆の浦」を訪ねることにします。岡山から先の福山までJRで行って福山からはバスになります。京都から岡山方面へ18きっぷで普通列車を乗り継で行く際にネックになる区間が姫路~岡山間です。姫路までは新快速で快適に行けます。岡山から先も列車本数はかなりあります。ゆえに姫路~岡山間の時刻をまづ確認してから京都の出発時間を決めます。まづ京都7時14分発の姫路行に乗車。ちょうど通勤時間帯なのでここは100%坐れません。大阪で乗客が殆ど入れ替わり、ここで席を確保。姫路には8時50分に到着します。地上駅から2階駅に変わったホームから工事の足場がとれた姫路城が臨めます。某新聞の見出しにあったようにしっくい壁と屋根瓦も白いので遠くから見るとホント「白すぎ城」です。姫路9時10分発で相生へ。相生で岡山行に乗り換えです。



相生9時33分発の電車はローカル色の旧式電車です。僕たちと同じような18きっぷの「シニア層」?!が大量に乗り換えます。最近の18きっぷの利用者は「青春18きっぷ」とは名前ばかりで、学生より60歳以上の団体が圧倒的に多いですね。皆さん元気に大声で会話するから車内はかなりニギヤカです。この区間も今回は余裕で席につけます。(結構この区間の電車は3両とか短いんですが、今回は6両編成でした。)岡山10時50分に乗り、福山には11時49分に到着です。



駅前のバスターミナルで丁度、正午。5時間弱かかります。うちの奥さんが「お昼ごはん」どうしよう?と呟きます。朝ごはんが早かったのでお腹がペコペコです。でもここは目的地の「鞆の浦」でなにか捜そうということでバスターミナルに向かいます。地元のともてつバスで約30分。



終点「鞆港」で下車します。海の匂いのするバス停のすぐそばに江戸から昭和初期にかけての町並みが立ち並んでいます。





坂本竜馬ゆかりの「いろは丸事件談判跡」や



鞆の津の商家が細い路地に続いています。



保命酒や鯛味噌のお店とかが次々と現れます。そして今回の旅の目的地「gallery shop MASUYA」が見えてきました。



坂本竜馬の隠れ部屋が残る「枡屋清右衛門宅」の入口土間を利用してギャラリーショップを営んでいる「ノキロ・アートネット」さんを訪ねます。



布屋のオープン(2003年だからもう12年前になります)とほぼ同じ時期に西陣の町家を自分たちで改修してギャラリーショップを営んでいました。当時「町家」「改修」「夫婦ふたり」という似たキーワードでお店を始めたので雑誌によく一緒に載せてもらいました。別冊クロワッサンの「暮らしの形を考える・京都のデザイン」2004年刊はとても懐かしい一冊です。4年ほど前にご主人のご実家福山に拠点を移されてからは、時折京都に来られた時に布屋に顔を出してくれていますが、なかなか僕たちが行けなかったので、今回意を決して?!鞆の浦にお邪魔した次第です。MASUYAのギャラリーショップはそんなに大きくはありませんが、相変わらずセンス良くその時のテーマに合わせた品々をディスプレーされています。京都の作家さん(陶芸教室をされてる涌波さん)や、うちに泊まられた信楽の作家さんもありました。いろいろ話がありますが、もう2時を廻り、お腹ペコペコ状態も限界です。ギャラリーの方はノキロさんの奥様の担当です。お互い食にうるさいうちの奥さんとノキロの奥さんの意見交換の結果近くのお店に決定します。急げ!つづく。






最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
鞆の浦 (敬&伸)
2014-08-29 22:39:06
鞆の浦さんぽ その2
楽しみにしています。

我々が 四国に向かう前に
鞆の浦泊したのは
ノキロさんが移住なさる少し前でした。
返信する

コメントを投稿