お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

電車男 2014 電車王国 富山へ その4

2014年10月20日 18時44分07秒 | 旅先で
10月も半ばになり京都市内の北の方では木々に色がついてきました。さて富山もうこれで終わりです。宇奈月温泉駅を降り立ちちょっと散策しようと思ってましたが雨がどんどん強くなり諦めて富山に戻る電車を待ちます。実は行きに乗ってきた「アルプスエキスプレス」が帰りは普通列車に変身して富山にもどります。あらかじめ調査していた僕は発車のかなり前に座席を確保します。



普通なので席は自由席です。選び放題。ウレシイ。



独りなので窓側のカウンター席をキープします。そして何も知らないで宇奈月温泉や黒部峡谷トロッコ列車を愉しんできた女性グループが次々と乗り込んできます。皆さん「えっこの電車なに?」「えっどこ坐ってもいいの?」「えっすごく楽しいー」なんて盛り上がります。もちろん2号車はすぐ満席になりニギヤカに普通電車は富山に向かい発車します。



ゆっくり備え付けてある鉄道雑誌!でも見ながら車窓を愉しもうと思っていたのにがっかりです。30分ほどで新魚津に到着します。ここはJRの魚津駅と連絡していてありがたいことにほぼ全員下車します。静かになった車内でアテンダントのお姉さんに(普通電車になっても車内販売があります)缶ビールを注文。



車窓を愉しみ手元には地ビールと鉄道雑誌。車内はとても静か。まさに電車男の至福の時です。



これで雨ではなくて雄大な立山が見れたら最高なんですが台風が近づいてるのでそうはいきません。このまま何時間でも乗っていたい気持ちでしたが30分余りで終着電鉄富山につきます。雨も一段と強くふるので今夜はホテルでお部屋ごはんにします。



富山といえば鱒寿司です。いつもデパートでやる駅弁大会に常連ででているお店が一番なんだと思っていたら実は富山市内には鱒寿司やさんが何軒もありそれぞれ味の違いを競っているらしい。そうなんだ京都でいうところの漬物屋さんみたいなんだ。駅の近くには鱒寿司屋さんが5,6軒集中している地域もありちょっと行きたかったんですがこの雨では。仕方なく駅前のデパートで購入します。でもここでも4軒くらい揃っています。品定めの末に「青山総本舗」の鱒寿司を購入。あとスーパーでお惣菜と「立山」も買ってホテルにもどり、温泉にゆっくり入りお部屋ごはんとします。でもだんだん台風が近づいてきます。翌日も朝から雨。うちの奥さんも信州松本で雨でしょうね。今日は富山市内電車を全部乗るつもりでしたが雨なので仕方がないので地鉄の車庫がある稲荷町へ向かいます。





スゴイ古い電気機関車も止まってます。



この稲荷町駅はなにか昔懐かしい駅で落ち着けます。昨日乗った電車とかををちょっと撮影して稲荷町から魚津まで乗って(なにしろ2日間乗り放題なので・・)JRに乗り換えてまた鉄道の日切符で帰途につきます。台風のせいで大阪方面のサンダーバードも湖西線が風で不通になり結構遅延状態です。鈍行乗り継ぎの旅は早め早めの行動が一番です。富山から金沢まで乗り、ちょっと行きに寄った金沢の「黒百合」も惹かれますがここはすぐの福井行に乗り換え18時ころの福井発敦賀行に乗り継ぎ、念のためここで駅弁を買って敦賀発の新快速に乗り継ぎます。この新快速が空いていたので駅弁とビールとします。





台風の影響もなく無事「富山電車の旅」もおえて京都に着きました。富山から京都まで普通電車と新快速でしたが全部坐れたのでなによりでした。おわり。





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1 コメント

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Unknown (○の)
2014-10-21 20:09:23
電車男の話楽しい(*^_^*)いいね!
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