お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

西国三十三か所巡礼の旅 24番中山寺

2016年02月18日 15時52分47秒 | 旅先で
一瞬春を感じさせた2月ですが再び寒い日が続きます。今朝(もう2月18日です)はマイナス気温でした。さて滞っている小欄です。じつは1月中旬に予てから考えていた高校生のころ撮影した蒸気機関車の写真をアナログからデジタルに取り込むことを実行に移すべくパソコンとスキャナーを新規に導入して作業を始めましたがこれが中々大変で時間がかかります。というわけで宿の仕事のあいまをみてなんとかやりくりするのでこのページがなかなか進まないわけです。ほんま「お宅」の極致?です。さて1月下旬に西国札所の24番中山寺に行ってきました。京都から阪急電車を乗り継ぎ宝塚近くにあるお寺を訪ねます。阪急「中山観音駅」を降りると目の前がお寺です。



大体において札所は辺鄙な場所にあるのにここはなんと駅を降りるとお寺の立派な門の前に立てます。(ちょっと有難味に欠けます)山内は至って近代化されています。



本堂に向かう途中にはエスカレータまであります。よくよく聞けば阪神大震災の際に甚大な被害をうけ復興に際し設けられた故。納得です。



そして只今五重の塔の再建中です。(お金があるんだ)ここは安産のご利益があるとのこと。阪神間では有名だそうです。そして「子授かり」にも霊験があるようです。高台からは



宝塚や西宮が臨めて暖かかったらいいんですが風が冷たい。そして時間があるのでちかくのもう一つのお寺に行ってみます。同じ阪急線の二つ先にある「清荒神」です。駅を降り立つと参道にでます。



正式には清荒神清澄寺といいなんと1100年の歴史あるお寺です。



ここは駅からお寺まで緩い坂道で両脇に多くの土産物店や縁日風の露店が連なります。なにも知らずに来たのでびっくりぽんです。中山寺はそんなに参拝者はいなかったのにこちらはかなりの人出です。まだ初詣に来られているようです。



本堂にお参りして



結構中高年が多いです。還暦過ぎの男性の集団とかがいます。(それなりに皆さん楽しそう)そして阪急に乗り換え本日二番目の目的地に向かいます。



以前から気になっていた珈琲店の「御影ダンケ」です。以前は阪神間のパン屋めぐりもしましたが最近珈琲のお店にも興味があり前から行ってみたかった店がここです。ただ雑誌にでている「マスターが珈琲カップを大事そうに掌で包んでドリップする」有名な写真からどうも「偏屈なマスターがいる珈琲店」というイメージがありちょっと敬遠していましたがまったくそうではなく随分明るい雰囲気で楽しそうに珈琲を淹れてくれてこれがまた飛び切り美味しいのでかなり満足しました。運よくちょうどカウンターの真ん中に坐り「その儀式にちかい珈琲のドリップを目の当たりに見て」店を出てから神戸の東急ハンズで一人用のドリッパーとペパーを買ってしまったほどです。(うちで普段珈琲を入れているのは2,3人用なので)コーヒー好きには是非訪ねて欲しい店です。そして前述の買い物をして本日第三の目的地「南京町」に向かいます。



南京町も寒いのか人通りが少ないですがお目当ての





神戸の南京町の真ん中にある「ぎょうざ苑」です。神戸の餃子の御三家は「ひょうたん」「赤萬」そしてこの南京町にある「ぎょうざ苑」ですが個人的にここが一番好きかな。(というかうちの奥さんがここでないとイヤと申すので)



焼餃子と



水餃子と写真にはないですが「じゃーじゃー麺」とビールで満足。帰りに



イスズベーカリ(夜になるとここ位しかパン屋が空いてない)でパンを買って阪急で帰途につきます。(阪急全線切符がチケットショップで¥400なので時間がかかるけれどのんびり帰ります)おわり。









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