お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

東京出張その7

2009年01月10日 15時43分41秒 | 旅先で
まだまだ続く東京出張。神楽坂から大江戸線で森下へ。今晩のメインである居酒屋「山利喜」に向かう。実は以前発行されたミーツの「東京出張」に太田和彦推薦の居酒屋が何軒かあり、その写真を見てかねて「ここだ!」と決めていた訳で、地下鉄森下で下車。地図どおり行くも何度行き来してもない!今までの2軒はゆえにセーブしていたのに。メインが見つからない。困り果てた僕は寒空の森下駅前で焼き鳥屋のチラシを配っていた女の子に思わず尋ねてしまった。(うちの奥さんがポツリと「同業に聞くなんて・・」とあきれられる。)実は「山利喜」は建て替え中で新館が営業中。場所がわからん筈や。やっと見つけた新館は、なんか大衆酒場に程遠いコンクリートの建物。うーーんしばし考えるも意を決して入店。丁度調理場が見渡せるカウンター席が空いていた。この店の名物の「煮込み」が目の前に見える。早速「煮込み」「やきとん」等各種注文。目の前をキビキビ働く調理人。暫く眺めていてここの実力を知る。なにしろ仕事は丁寧、ボリュームは満点、価格は大衆という3拍子揃っている。ちなみに帰りに東京駅で立ち読みした某雑誌に山利喜のカウンター煮込み鍋前が最上席なんて書いてあり、思わずにんまりしてしまう。
店に入るまでとやかく言っていたうちの奥さんも帰りには東京の友人と3人で又来ようだって。感激のあまり写真は撮り忘れました。添付写真は「神保町の並ぶうどん屋」です。文中とまったく関係ございませんのであしからず。つづく。