初夢を、お正月のどの夜に見る夢のことを言うのだか、どうしても覚えられません。2日の夜でしたっけ?
それはともかく、新年になってからは私はまだまともに夢を見ていませんでした。たぶん見てはいたのでしょうが、それを覚えておくことはできなかった。で、5日の今朝、ようやく夢を見ました。しかも、ちょっと良い感じの夢を。
なにが良い感じかと言うと、夢のなかに「私がそのまま」出てきたことです。これは過去の経験に照らし合わせると、すごく良い兆候ですね。私の精神が前を向いているということだという感触がありますね。…しかし、今朝の夢のなかの「私」は、すぐまた別の人に置き換わってしまいました…(^o^;)惜しかったな…!
まあ、「どういう夢を見ているか」を気にかけられるようになるだけでも、私は上向きであるという目安になりそうです。その調子、その調子。
というわけで、今朝の夢の記録。
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私はお友達に連れられて、小さなうどん屋さんに連れて行ってもらう。そのうどん屋さんは、痩せ型の50歳くらいのおじさんが一人で経営していて、お友達が言うには、そのおじさんはとても親切な人であるらしい。昔お世話になったことがあるのだと。
うどんを食べたあと、おじさんがうどんのほかにやっている商売のお手伝いだったか取引だったかで、友達が言うおじさんの親切さを私は確認したのだった。
そしていつの間にか私とそのおじさんは恋愛関係になり(ここから夢のなかの私は、別の女の人になってしまった)一緒に暮らし始め、その生活の中で少しずつお互いを知るようになり、彼女はおじさんにかつて奥さんがいたものの死別したらしいという情報を得る。
おじさんとその彼女の関係は穏やかに続いていくが、彼女のほうは次第に若返っていくように見えた。しまいには高校生まで若返ってしまった彼女は、白地に紺の襟、赤いスカーフを結んだセーラー服で、肩までのまっすぐな髪、前髪は目の上できれいに切りそろえて、高校へと通うのだった。
その高校は全寮制で、古い木造の校舎の一室から彼女が出てくる。クラスメートの女の子は彼女とおじさんとの関係を知っているらしく、「あなた、あの人の恋人なんだってね」とからかうような眼差しで語りかけてくる。彼女はなんとなくムッとした様子である。
(このあたりの詳細は忘れてしまったが)気がつくと彼女の周りには同級生が集まっていて、口々に彼女の恋人のことを噂し、それを聞くと彼女の恋人であるはずのおじさんは、ここではうどん屋ではなく寮を管理していて、しかも、おじさんではなく若者であるらしい。
おじさんまで若返ってしまったのだろうか、そう言えば私はなぜ高校などの通っているのだろうか、と彼女がうろたえて「ここはどこです?」と尋ねると、最初に声を掛けてきたクラスメートが
「何を言っているの? 今は昭和40年よ」
と告げるのであった。
「え?」
彼女は自分では見も知らぬ、昭和40年の木造校舎の廊下で、やはり木製の大きなドアを背にして立ち尽くした。
…………
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という、そこはかとなくSF風味に破綻した、わけのわからぬ夢でした。うどんを食べるところまでしか夢のなかの「私」を維持できないあたりが、なんともはや(^o^)!
クラスメートの女の子も突然「今は昭和40年」とか言い出すし、覚えているところをうまく繋ぎ合わせることができてませんね。夢の論理は一足飛びだのー。私が起きているときの論理も一足飛びであることの影響なのかしら……。
でも、目が覚める直前の、おかっぱの彼女がドアの前で「え?」と言って振り返る場面は、いやに鮮明だったなぁ。
さっぱり意味が不明ですが、ひとつ分かったことは、私は木造校舎が好きらしい。夢のなかの校舎はいつも木造ですわ。実際に木造の校舎に通ったことはほとんどないんだけどな。なんだろ、不思議。。。
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