髪を伸ばそうと頑張っているところなのですが、暑いし鬱陶しいので昨夜少し散髪しました。勘の良い方はこの先の展開にお気付きかもしれません。そう、私は自分で切ってます。友人にそのことを告げると大抵は「信じられない!」という反応です。驚きの内容が「ギザギザだから、そうじゃないかと思ってたけど、やっぱり!」なのか「現代女性としてあるまじき暴挙!」なのか、ひょっとして「プロ並に上手い!」なのかは分かりません。私は短髪ですぐに伸びるので、一月に一回は切らなくてはなりませんが、自分でやる限りは夜中に切りたくなっても大丈夫です。自分で切り始めて4年くらいになります。
あれはある冬のはじめのことだったと思います。髪を極限まで短くしたくなった私は美容院へいきました。しかし、担当になった女性は、私のような髪質では難しいと言います。まあ、確かに私の髪は一筋縄ではいかぬ堅さを誇っています。短いのは厳しいでしょう。しかし、短くしたいのだ! 何とか出来るところまでお願いしました。その美容師さんはフレンドリーな率直さと不躾を混同していたのか、「頭の形も悪い、変なところにつむじがある、短くするにはパーマを当てないと不可能、ついでに仮に長く伸ばしたとしてもこの髪ではきれいにならないですね☆」と散々の言い様ですが、私としては希望を叶えてもらうためですからおとなしく聞いておりました。そしてパーマを当てられ、整えられた私の頭はと言えば、つまりサザエの壷焼きに酷似していました。な、なんだこれは! 無理難題を言う私も悪いとは思いますが、似合わないにも程がある! 客の要望通りにするのが無理ならせめて似合う方向へもってゆく説得力と技術も必要なのではないのでしょうか。怒りやすいと定評のある私は例によって一気に怒りの頂点に達した訳ですが、もうどうしようもないので高い料金(パーマのせいだ、畜生!)を払い、呪いの言葉を吐きながら美容院をあとにしたのです。
そんなことがあり、口だけが達者な似非プロに金を巻き上げられるくらいなら、私は自分で虎刈りになることを選びました。さか恨みかもしれませんが。しかし、自分でやるようになってからは、最初から諦めているせいか、不満に思ったことはありません。虎刈りになることもありましたが、世の中の人は私の髪など気にしてません。そのうちにまた伸びました。そして今、私は完全に自由です。もう見なくても刈れます(危険)。次第に大失敗はしなくなり、無理と言われた短さを実現することも出来ました。わはは、ざまーみろ、美容院……! こうして、私は美容院と永遠に決別したのでした。
実のところ、一度自分でハサミを入れてしまうと、もう美容院には行けません。「あ、自分で切ったでしょう!」と怒られる(何故そんなにも全てを委せなければならないのかは分からないけれど)のがオチですから。4年も自分で切っている私など、恐ろしくてとても行く気にならないのです。そういうわけなので、私の髪型がどうも変だなと気が付いてしまった友人の方々、あたたかい眼をもって見逃してやってください。これは、私の輝かしい自由の証なのです。
あれはある冬のはじめのことだったと思います。髪を極限まで短くしたくなった私は美容院へいきました。しかし、担当になった女性は、私のような髪質では難しいと言います。まあ、確かに私の髪は一筋縄ではいかぬ堅さを誇っています。短いのは厳しいでしょう。しかし、短くしたいのだ! 何とか出来るところまでお願いしました。その美容師さんはフレンドリーな率直さと不躾を混同していたのか、「頭の形も悪い、変なところにつむじがある、短くするにはパーマを当てないと不可能、ついでに仮に長く伸ばしたとしてもこの髪ではきれいにならないですね☆」と散々の言い様ですが、私としては希望を叶えてもらうためですからおとなしく聞いておりました。そしてパーマを当てられ、整えられた私の頭はと言えば、つまりサザエの壷焼きに酷似していました。な、なんだこれは! 無理難題を言う私も悪いとは思いますが、似合わないにも程がある! 客の要望通りにするのが無理ならせめて似合う方向へもってゆく説得力と技術も必要なのではないのでしょうか。怒りやすいと定評のある私は例によって一気に怒りの頂点に達した訳ですが、もうどうしようもないので高い料金(パーマのせいだ、畜生!)を払い、呪いの言葉を吐きながら美容院をあとにしたのです。
そんなことがあり、口だけが達者な似非プロに金を巻き上げられるくらいなら、私は自分で虎刈りになることを選びました。さか恨みかもしれませんが。しかし、自分でやるようになってからは、最初から諦めているせいか、不満に思ったことはありません。虎刈りになることもありましたが、世の中の人は私の髪など気にしてません。そのうちにまた伸びました。そして今、私は完全に自由です。もう見なくても刈れます(危険)。次第に大失敗はしなくなり、無理と言われた短さを実現することも出来ました。わはは、ざまーみろ、美容院……! こうして、私は美容院と永遠に決別したのでした。
実のところ、一度自分でハサミを入れてしまうと、もう美容院には行けません。「あ、自分で切ったでしょう!」と怒られる(何故そんなにも全てを委せなければならないのかは分からないけれど)のがオチですから。4年も自分で切っている私など、恐ろしくてとても行く気にならないのです。そういうわけなので、私の髪型がどうも変だなと気が付いてしまった友人の方々、あたたかい眼をもって見逃してやってください。これは、私の輝かしい自由の証なのです。
私は、ショートにすると自分の母親に瓜二つになって気持ち悪いため、短くてもボブ、それが伸びて美容院に行かないため、大抵ロングです。
現在の長さは肩甲骨を過ぎるぐらいでしょうか。
私の髪質は、コシがないため、息子の卒業式の直前にウェーヴをかけたのに、5月はじめにはストレートに戻っているような有様です。
自分で切るとすぐばれちゃいますよね。
なんでそれくらいで非難されなければいけないのか、客なのに。
まったく理不尽です。
私は、くろにゃんこさんとは反対に、髪にコシがありすぎて巻き髪になりません
ところが、寝癖ということになると今度は一旦ついたら簡単には直らないという頑固者なんですねー。しょんぼり。
美容師さんって、前髪をちょこっと切っていっただけでも、かなり不満そうですよね。
それとも私が当たった美容師さんだけなのかしら。
割と妙な人にばかり当たってた気がします;
口ばっかりだったり、
寡黙すぎて沈黙がつらかったり・・
技術力より、相性の方を重視してるかも?
それに夜中に無性に切りたくなる事、
私もあります
不満はあるけど
自分の不器用さは身にしみているので
週末まで耐えて、高い料金払ってます・・
不器用さに打ち勝つために必要なのは、とりあえず強靭な精神力でしょう。
つまり失敗しても気にしない。
この夏の帰省時に、地元の友人にも自家刈りのことを打ち明けたら、5秒ほど固まっていました。
言っている意味が分からなかったらしいです。