高野山へ行ってきた。
10:00 南海難波駅 発 特急こうや
南海電鉄は、海へ向かうのと、山へ向かうのがあるらしい。難波でKさんと待ち合わせ、高野山を目指して特急に乗った。車内はほぼ満席。90分の乗車で到着する。空は晴れているが、車内の電光掲示ニュースによると、関西は「晴れのち雨」らしい。傘を持ってきていないので不安になる。
11:25 極楽橋駅 着 ケーブルカーに乗換 高野山駅へ
極楽橋というありがたい名前の駅に到着。ここからケーブルカーに乗換えて、5分で何百メートルだかを登ってしまう。難波では脱いでいた上着を着る。ちょっと寒い。やはり山だった。
11:30 高野山駅 着 バスに乗換
今回は、「高野山フリーサービック」というチケットを購入してあった。南海の往復乗車券と特急券に、ケーブルカー、バスのフリー乗車券がセットになったお得チケットだ。バスに乗ろうとすると、空はなんだか曇り始めていることに気が付く。駅からぐねぐねした山道をバスで上がる。道端にはアザミと小さい白い菊のような花が咲いていた。
お昼が近いので、奥の院に行く前に昼食を摂ることにして、苅萱(かるかや)堂前で下車した。もう少し手前で降りた方が、町並みが栄えていたような気もするが、とりあえず定食屋に入ることができた。ちょうどお昼だが、お店にはまだ誰もお客がいなかった。
湯豆腐定食(胡麻豆腐付き)と精進料理定食(胡麻豆腐付き)のどちらにするかで悩むが、精進料理にした。デザートに「笹巻あんぷ」なるものが付いてくるというのが決め手となった。運ばれてきた料理は、まさに精進料理だった。胡麻豆腐はここらあたりの名物らしい。私が思っている胡麻豆腐とは違って、色が真っ白で、口当たりもかなり柔らかくふわふわしている。胡麻豆腐のほかに揚だし豆腐も付いている。これもかなり美味しい。それからたけのこや椎茸などの煮物。お麩のお椀。ご飯は小盛りである。
問題の「笹巻あんぷ」というのは、生麩のなかに餡が入った菓子だった。おそらくよもぎ入りの緑色の生麩にはもっちりと歯ごたえがあるが、なかの餡は非常に柔らかくて驚いた。美味しい。
私たちが食べ終えるころには、小さなお店のなかはいつのまにか満席になっていた。
12:25 参道 奥の院を目指す
一の橋から参道に入って、奥の院まで歩く。参道の入口には大きな杉が何本も立ち並んでいる。真っ直ぐで太い幹は、まるで柱のよう。
道沿いにはずらずらとお墓が並んでいる。有名な人の墓もたくさんあった。伊達政宗とか武田信玄とか豊臣秀吉とか。ほかにもいろいろ。お墓の形もいろいろ。石造りの家のようなものもあれば、小さなお地蔵さんが、杉の太い幹の根元あたりに埋まるようにあったりもする。
さっきから寒かったが、ここはさらに寒さを感じる。カラスと、なにか分からない鳥が鳴いている。霧のような小雨が降り出した。
2キロほど歩くと、奥の院まで来る。灯籠堂に入ると、なかは暗く、お経の声が響いている。堂の天井からは、いくつもいくつも灯籠がさがっている。周りをぐるっとまわって、ふたたび墓地のあいだを通り、休憩所で休んだ。
休憩所の奥には湯呑みと釜が置かれていて、自由にお茶を飲むことができる。温かいお茶を飲んで、しばらく休憩した。
14:00 ふたたび一の橋
雨がすこし強くなってきた。公園墓地のあたりでは、モミジが赤や黄色になっている。
もう一度霊園の杉木立のあいだを通って、来た道を帰る。大きな木のおかげで、すこしは雨を避けられた。一の橋からバスで帰ろうと思うが、バス停がどこだか分からなかったので、さっき昼食をとったあたりの苅萱堂前まで戻る。
土産に「笹巻あんぷ」(5個入り)を買った。
バスに飛び乗って、高野山駅に向かう。結局、奥の院まで歩いただけで、手前の金剛峯寺や西塔、東塔などは見ていないが、雨なのでもう帰ることにする。帰りの特急券は16時台の予約をしているが、変更してもらうことにした。
14:45 高野山駅
14時の特急が出たところだった。次の15時半のに乗ることになった。ケーブルカーで下りて、特急に乗ると、また雨が強くなった。でも、乗っているうちに雨が上がった。降っていたのは山だけだったのかもしれない。もやもやした雲がかかっていて、いかにも深山幽谷という感じのする山間にも民家が点々とある。学校らしき建物も見えた。柿が名産らしい。車窓から大きな川が見えたので、紀ノ川というのは、ここを流れていたのだということを知った。
17:00 南海難波 着
難波まで来ると、やはりそんなに寒くなかった。
おつかれさまでした。今度は熊野に行きたい。
10:00 南海難波駅 発 特急こうや
南海電鉄は、海へ向かうのと、山へ向かうのがあるらしい。難波でKさんと待ち合わせ、高野山を目指して特急に乗った。車内はほぼ満席。90分の乗車で到着する。空は晴れているが、車内の電光掲示ニュースによると、関西は「晴れのち雨」らしい。傘を持ってきていないので不安になる。
11:25 極楽橋駅 着 ケーブルカーに乗換 高野山駅へ
極楽橋というありがたい名前の駅に到着。ここからケーブルカーに乗換えて、5分で何百メートルだかを登ってしまう。難波では脱いでいた上着を着る。ちょっと寒い。やはり山だった。
11:30 高野山駅 着 バスに乗換
今回は、「高野山フリーサービック」というチケットを購入してあった。南海の往復乗車券と特急券に、ケーブルカー、バスのフリー乗車券がセットになったお得チケットだ。バスに乗ろうとすると、空はなんだか曇り始めていることに気が付く。駅からぐねぐねした山道をバスで上がる。道端にはアザミと小さい白い菊のような花が咲いていた。
お昼が近いので、奥の院に行く前に昼食を摂ることにして、苅萱(かるかや)堂前で下車した。もう少し手前で降りた方が、町並みが栄えていたような気もするが、とりあえず定食屋に入ることができた。ちょうどお昼だが、お店にはまだ誰もお客がいなかった。
湯豆腐定食(胡麻豆腐付き)と精進料理定食(胡麻豆腐付き)のどちらにするかで悩むが、精進料理にした。デザートに「笹巻あんぷ」なるものが付いてくるというのが決め手となった。運ばれてきた料理は、まさに精進料理だった。胡麻豆腐はここらあたりの名物らしい。私が思っている胡麻豆腐とは違って、色が真っ白で、口当たりもかなり柔らかくふわふわしている。胡麻豆腐のほかに揚だし豆腐も付いている。これもかなり美味しい。それからたけのこや椎茸などの煮物。お麩のお椀。ご飯は小盛りである。
問題の「笹巻あんぷ」というのは、生麩のなかに餡が入った菓子だった。おそらくよもぎ入りの緑色の生麩にはもっちりと歯ごたえがあるが、なかの餡は非常に柔らかくて驚いた。美味しい。
私たちが食べ終えるころには、小さなお店のなかはいつのまにか満席になっていた。
12:25 参道 奥の院を目指す
一の橋から参道に入って、奥の院まで歩く。参道の入口には大きな杉が何本も立ち並んでいる。真っ直ぐで太い幹は、まるで柱のよう。
道沿いにはずらずらとお墓が並んでいる。有名な人の墓もたくさんあった。伊達政宗とか武田信玄とか豊臣秀吉とか。ほかにもいろいろ。お墓の形もいろいろ。石造りの家のようなものもあれば、小さなお地蔵さんが、杉の太い幹の根元あたりに埋まるようにあったりもする。
さっきから寒かったが、ここはさらに寒さを感じる。カラスと、なにか分からない鳥が鳴いている。霧のような小雨が降り出した。
2キロほど歩くと、奥の院まで来る。灯籠堂に入ると、なかは暗く、お経の声が響いている。堂の天井からは、いくつもいくつも灯籠がさがっている。周りをぐるっとまわって、ふたたび墓地のあいだを通り、休憩所で休んだ。
休憩所の奥には湯呑みと釜が置かれていて、自由にお茶を飲むことができる。温かいお茶を飲んで、しばらく休憩した。
14:00 ふたたび一の橋
雨がすこし強くなってきた。公園墓地のあたりでは、モミジが赤や黄色になっている。
もう一度霊園の杉木立のあいだを通って、来た道を帰る。大きな木のおかげで、すこしは雨を避けられた。一の橋からバスで帰ろうと思うが、バス停がどこだか分からなかったので、さっき昼食をとったあたりの苅萱堂前まで戻る。
土産に「笹巻あんぷ」(5個入り)を買った。
バスに飛び乗って、高野山駅に向かう。結局、奥の院まで歩いただけで、手前の金剛峯寺や西塔、東塔などは見ていないが、雨なのでもう帰ることにする。帰りの特急券は16時台の予約をしているが、変更してもらうことにした。
14:45 高野山駅
14時の特急が出たところだった。次の15時半のに乗ることになった。ケーブルカーで下りて、特急に乗ると、また雨が強くなった。でも、乗っているうちに雨が上がった。降っていたのは山だけだったのかもしれない。もやもやした雲がかかっていて、いかにも深山幽谷という感じのする山間にも民家が点々とある。学校らしき建物も見えた。柿が名産らしい。車窓から大きな川が見えたので、紀ノ川というのは、ここを流れていたのだということを知った。
17:00 南海難波 着
難波まで来ると、やはりそんなに寒くなかった。
おつかれさまでした。今度は熊野に行きたい。
天気が良ければ、ハイキング・コースを歩いても良かったなー。そのほうが「登りました」という気になって、有難味が増したかも。
笹巻あんぷは、うまかったよ~。
高野山は、大阪府民のうちに行くべきだった
と後悔している所のひとつです。
京都のお寺へ散歩するのを趣味にしていた頃、
もうひとつの目的がランチ+おやつでした。
精進料理もおいしそうだし、
「笹巻あんぷ」なるものも魅力的♪
はぁー
高野山への憧れがますます強くなりました。