デュカス「魔法使いの弟子」

昨夜は２０時からFM大阪の「クラコレ」というクラシック番組を聴く予定でしたが、お休みだったのか電波を受信できなかったのか、聴くことができませんでした。かわりにNHKラジオの「気ままにクラシック」という番組を聴きました。この番組は、曲を長く聴かせてくれるところは「クラコレ」よりも良いのですが、司会の二人（ダイスケさんとユウさん）のおしゃべりが非常につまらないのでした。クラシックと全く関係ない話ばかりです。恋人のことをどう呼ぶか（ダーリン、可愛い子猫ちゃん等）なんて、どうでもいいですよ。やる気あるのか、NHKめ。

それはさておき、昨夜の番組ではチャイコフスキー、デュカス、シューマンなどを取り上げていました。デュカスの「魔法使いの弟子」という曲は、私は以前からタイトルだけは知っていました（ダンセイニ卿の同名の小説と関係があるのでしょうか、と思って調べたらそちらの原題は「掃除女の影」というらしいです。そうだったのかー）が、聴くのは初めてです。ところが、曲が流れるとすぐに、私はＫ氏と顔を見合わせたのです。というのも、その曲の一節が、私が製作した「ひまわり」というアニメーションの為に作った曲によく似ていたからです。う～む、びっくり。いえ、全然違うんですけど、なにか似てます。でも、盗作じゃないですよ。不思議だなぁ。無意識のうちに聴いた曲が、夢の中で思い出されたのでしょうか。それはあり得るな。なにしろ私には音楽の素養などこれっぽちもないのに対し、私の記憶は自覚している以上に色々なことを蓄積していると思うからです。

クラシックに限らず、音楽を勉強してゆけば、私が作ったほかの曲（アステリスクとかヒャクボルコ用の曲）にも似てるのが見つかるかもしれないと、胸騒ぎの夜でした。