ベランダから見える桜の木。
去年の秋には紅葉が美しかった。
そろそろ桜の花が開いてきました。春は着実にやってきていますね。上の写真は、ベランダからデジカメを構えて、ズーム! ズーム! とズームして、階下におりずして撮影した写真です。最近のデジカメの能力は高いなあ。普段は携帯電話の付属カメラしか使わないから、私はびっくりしたですよ。
桜の花の下で、これまではずっと過去のことを思い続けて来た私ですが、今は、ずっと未来のことを考えるようになりました。私は未来のことなんてこれまでちっとも考えたことがなかったせいか、未来というのは私にとっては以前からそうであったように今でもモヤモヤしたまるで実体の感じられないものでありつづけていますが、それでも未来を考えるようになりました。
この3週間というもの、さまざまな言葉の断片が切れ切れに、今まで読んできた物語の一節であったり、それを受けての私の感想文であったり、そういう言葉の断片が切れ切れに、私の頭の中を絶え間なく、まとまりも掴みどころもないままに、乱れ散っています。私はこれをどう集めていいのか分からない。舞い落ちる桜の花びらを掴み取ろうとするみたいに、細切れの言葉は私の手をすり抜けて、落ちていってしまいます。
でも、言葉の断片をつかまえることは今は出来ませんが、それは私の足もとに積もっているはずなので、そのうちにまとまって、今度は書くことができるでしょう。花びらは舞い落ちる。でもしばらくは足もとに留まっていてくれる。風に吹き散らされ、大地が分解してしまう前に、その前に掴むことができればどうにか間に合うかな。
かつて私が書いたひとつの文章が、ずっと脳内を反響しています。私はその言葉への責任を果たさなければならない。ああ、今日は明るいなあ。
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