半透明記録

もやもや日記

混ざってゆく

2006年01月21日 | ヒャクボルコと行く
飲み干されたお茶は
いつか雲ともなり花ともなるのかしら。
果てしなく続く物質の流転ね。


でも、心は?
精神はどこへ?


……………


あのひとが見ていた花を今
私が見ている。





*****

前回の続きです。
短篇アニメはこちらから

ようばい

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4 コメント

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10作目 (イーゲル)
2006-01-23 13:22:09
お話はどことなく切なくてヒャクボルコは可愛くて

Wunderbarなのです。

ヒャクボルコもついに10作目ですね。

因みに前回の「ようしつ」は「洋室」のことだと

思っていましたが、今回のタイトルで理科用語の

方だと気が付きました。
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毎度どうも! (ntmym)
2006-01-23 17:04:48
懐かしいですよね、溶質と溶媒。

ものが溶けるということについてを美しくまとめたかったのですがね……。

私がやるとどうもすっきりしないのでした;



ヒャクボルコももう随分作っちゃいましたねー。

名前に因んで100作シリーズにしたいとも思うのですが、ヒャクボルコに入れ込みすぎではないかという意見もあり、悩み中です;

ともあれ、今後はもう少し楽しい雰囲気を出したいものです!
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失われるものは何もない (kaji)
2006-01-23 23:57:21
コメント遅くなってごめんなさい。

ようしつとようばい。

さすがノトさん!

私の戯言を素敵な世界で再現してくれました。

ていうか既に原案とか関係ないですね。ヒャクボルコのためにある話だ。うん。

ちょうど昨日、ゲド戦記の「さいはての島」を読み終わったのですが、生と死の話でこのテーマにシンクロするようなくだりが出てきて、おお!と思ったのでした。

お茶とおしゃべりと世界は繋がってますね。不思議ですね。
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いやあ (ntmym)
2006-01-24 12:12:38
どうにかこうにか私なりに咀嚼してみました。世界の不思議な繋がり。時によって見えたり見えなかったりするところは、水溶液に似てるかもしれないですよね。



一時は「消えた砂糖! 深まる謎!」みたいなB級ミステリー調になりそうで、追いつめられた私は崖っぷちを目指して旅に出そうな勢いでした; でもまあ、そういうベタなミステリーもやりたいですね。ヒャクボルコが探偵で。犯人でもいいかも。



ところで「さいはての島」って、そういう話でしたっけ? 2回くらい読んでるのにまた忘れてるし……。今から話題の作品なのに、私ったら;
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